■稀勢、無傷の6連勝 大相撲春場所6日目
(朝日新聞デジタル - 03月18日 18:41)
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大相撲三月場所六日目、横綱白鵬は関脇豊ノ島を左に動いての押っつけから一気に押し出し、結びの横綱鶴竜は栃ノ心に上手を許す場面があったものの体勢を入れ替え寄り切りに退けそれぞれ一敗を守ったものの、横綱日馬富士が合い口の良くない関脇嘉風にあっさり引き落とされ二敗に後退。大関では琴奨菊が昨日の黒星を引き摺ることなく碧山を左差しからがぶって突き落とし、豪栄道は高安を右変化から突き落としてそれぞれ一敗キープ、稀勢の里は苦手としている小結栃煌山に両差しを許しながらもたれ込んで寄り倒し、小結宝富士を力で捩じ伏せ寄り倒した勢と並んで全勝を守った一方、照ノ富士は琴勇輝に一方的に攻められて寄り切りに屈して二敗に後退という展開となりました。
速攻の突き押しで実力を付け、今場所東前頭筆頭に番付を上げた琴勇輝は、三日目の横綱日馬富士からの「涙の金星」で一躍注目を集めましたが、その勢いは衰えを見せず、昨日の豪栄道、今日の照ノ富士と大関二人に連勝。これで横綱、大関との対戦が終わって三横綱三大関(あとの一人は兄弟子の琴奨菊)相手に三勝三敗、一横綱二大関を倒して存在感を示しました。負けた三番も初日の稀勢の里との一番のようにあと一歩及ばない善戦もあり、なかなかの上位キラーぶりを見せている印象がありますね。立ち合い前の掛け声もすっかりお馴染みとなり、声援も俄然大きくなっていますが、速攻の突き押しが唯一のスタイルであり、それがより磨きがかかっていることの現れとも言えるでしょう。日馬富士や照ノ富士など膝の怪我を抱える相手に勝っている面もありますが、今後「上位キラー・琴勇輝」としての地歩を固めるためにも、特にモチベーションの面で明日以降の土俵が注目されると思います。
その兄弟子で「綱取り」の琴奨菊ですが、昨日の黒星が「惨敗」ではなかったこともあり、むしろ落ち着いて臨めるのではという声もあるようで、横綱三人が既に一敗以上で賜杯レースの先頭は“怪進撃”を続ける“あの”稀勢の里と、チャンスが大きくはありますが、明日の相手は調子が上がっていないですが先場所唯一黒星を喫した関脇豊ノ島ということもあり、警戒を要する一日になりそうな気がしますが……。
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