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2016年02月22日20:45

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アウグストゥスの少子化対策

日本は豊かでもあり貧乏でもある。

豊かなのはドルベースの経済力で、アジアでは中国よりもまだまだ実質上だ。
中国が上がったのは数字だけ。いってみればわかるがあらゆるものの質はとても日本に及ばない。

貧乏なのは食だ。
ほとんどが薄めた混ぜもの、炭水化物中心で、たんぱく源がない。
ひえあわの6合飯にふりかけと漬物だけだった江戸時代よりはずいぶんましだが、
世界で見ればおよそ選ぶものがない。

どこのスーパーに行っても置いてあるものは同じ。
肥料や農薬の差だけで、土地として、おいしいものはなかなか手に入らない。

この辺はいくら日本酒が頑張ってもフランスワインに及ばない所以だ。
農薬ドローンでぶんまいておいて”精米で磨いたから農薬は落ちていますよ”
と真顔で言うのだからもう重症である。

でも細かいことを抜きにすれば、限定品目しか作れないが日本の農産物はアジアでは
ましなほうかもしれない。

魚資源が日本の誇りなんだが、あまり食べる人がいない。寿司は世界で日本でしか
食べられないのに、みんな回転寿司で満足して、ちゃんとした寿司には高くて行けないという。

高いのは、取り過ぎもあるが、日本は領海は広いが魚を取りに行くのが大変だという事だ。

東欧や黒海の国々は海がないので本当に貧しい国が多い。
アフガンも貧しいのはそのためで、中東が栄えたのは油もあるが、交易の中間点だからだ。

日本は島国であるが、魚資源はふんだんな外貨の種にならない。
よって豊富な水産資源は日本だけの宝である。
これはつまり埋蔵金ではあるが、日本を豊かにしていない。

農業、畜産については、日本は外国の都合で値段を決められる立場だ。
卵の値上がりも原油高とドル高による輸入飼料の値上がりのせいである。
(これはちょっとしたら暴落すると思うが)

この上っ面だけの豊かさの陰に隠れたがけっぷちの状態
に最近多くの人が気付いたのが、非婚化晩婚化の原因。
少子化は文化の爛熟が原因だ。

晩婚と少子化はまったく原因が別なので、間違えないほうがいい。

ローマ皇帝もまず強硬に立法化して取り組んだのが少子化対策法だ。

ポエニ戦争でカルタゴに勝った紀元前二世紀までは、ローマ市民の女性が10人ぐらい産むのは珍しくなかった
パクスロマーナの時代になると、特に指導者層がだんだん子どもをつくらなくなる
ギリシャに比べて女性は地位や教育水準が高く、結婚しなかったり離婚したりしても不都合はなかった
少子化を懸念した初代皇帝アウグストゥスは未婚の女性にいわば『独身税』を課したり、能力が同じなら、子どもが多い男性を優先的に公職に採用したりして結婚と出産を奨励した
まだ少子化がそれほど深刻でなかったにもかかわらず手をうった──結果的にこの制度は300年近く続き、抑止力として相当な成果を挙げた

とあるくらいなので今や遅きにしっした日本ではもっと強い対策を取らないといけない。

しかし出産を早めるための独身税はやめたほうがいいだろう。

というのは晩婚化の原因は、重税だからだ。

毎日あちこちのメディアをにぎわせている”賃金”、低賃金、重労働と言われるが
重労働については人による。

だから一律低賃金といったほうがいいだろう。

一様なのは天引き金額が大きすぎることだ。

まともに正社員を抱えてまともに福利厚生フル装備したら大抵の会社は一年持たない。

あのシャープや東芝ですらひっくり返ったのは、社員にかかる税金のためだ。

傾いたらいくら切っても足りるものじゃない。

ソニーがあれだけ苦しんでいるのも正社員税だ。

社会保障という名前を借りた税金である。

これが高いのは、もう仕方がない、昔社保庁がギャンブルで溶かしてしまったし、
今も溶かしている。原資がないのだからしょうがない。

だから、独身税なんてやると非婚を選択する人も増えるだろう。
それはそのまま少子化の原因になる。

離婚したりシングルマザーになったりすると大変だ。

結局貧しくなったのは、我々でなく日本政府そのものなのだ。

すり替えてはいけないと思う。

日本政府に金がないので、公共料金も税金も病院代も上がるのである。

さらに多くの人が贅沢に高望みする。

現実を知らないのに、美男美女を得て、結婚は都合のいい時、相手は十分にお金があり、
一流の教育、子供はクラスでも指折りの英才で
マイホームを計画通りに購入し、社会の上層で優雅にホワイトカラーで暮らす。

あのなあ。

人生そんなうまくいったら誰も苦労しねーんだよ。

そんな何もかもうまくいくわけねーだろ。

大方人間というのは大きな苦労をして、思い通りにいかずもがき苦しんで、
何度も絶望して成長するものだ。

旦那のサラリーが高いのは苦労しているからだ。

なにも苦労せずどんどんサラリーが上がっていく。みんなが高給取りになって、
好き勝手をやったら会社はつぶれる。

でも東芝を見てもシャープを見ても他人ごとだと思っている。

さすがに最近は他人ごとだと思えなくなってきたのか、
貧しいんだ、と多少感じている。
貧しいのは財布でなく、人生であり、経験である。

冒険もしないで学歴と資格だけ積んでもほしいものは手に入らないのだよ。

この現実をはっきり認めないといけない。

アウグストゥスにならうのなら、それは我々でなく政府がやることで、
我々は政策に対して素直に反応することしかできないだろう。

だから少子化も晩婚化も進むだろう。

政府にできる少子化対策で、まあまあ実効性がありそうなのが

子供もち家庭の減税措置だけだから。

でもこれもどんどん少なくなっている。

毎月一万円くれなくていいから、控除を増やせばいいだけである。
家庭もちのサラリーマンは泣いて喜ぶだろう。

大学もつぶして全入できないようにすれば、馬鹿も働くだろう。

メディアが問題を叫ぶときは、よりそれが悪化することのほうが多い。
国が動くと、さらに悪化することがほとんどだ。

ただ、誰もやらないのならそこに光がある。

人間の価値というものは、少数であると目立つ。

成功しようと思ったら、競争でも能力でも努力でもなく、
”単に人口が少ないだけ”で相当のアドバンテージがあるのだ。


レースに勝つ基本法則

誰よりも早く時間と金をかける。

参入人口の少ないカテゴリーに出る。

これで大抵のレースに勝てる。

無理して日本選手権クラスがごろごろいるカートに出たって勝てるもんじゃない。
カネがないから人口が多いのだ。

カネがなければ頭を使え。


■少子化なのは「日本が貧乏だから」なのか? アフリカに出生率で負けているのに…
(キャリコネ - 02月22日 16:41)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=210&from=diary&id=3863768
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