ムーロマ帝国、ダンテ大公国の魔道横丁に拠点を持つ、暗黒教皇グラビトンと暗黒司教グラビアは、ミロ大公ドーン・サンとナーガ大公ノーブル・ナーガをそそのかして、ミロナーガ王国を建国させ、エドワード公国、キシュ公国の協力も得て、アンネ河の戦いでアーサー・クラーク大公国を、ナーガシナの戦いで、カイ大公国のシン・ゲンを打ち破らせた。
ついにミロナーガ王国軍は、帝都ムローマへ侵攻、皇女レイ・アは女騎士アグリ、侍女バレリーヌと共に気球で炎上するムローマを脱出。
ムローマ市長、シド・ナギサ公爵は行方不明となり、ムーロマ皇帝ゲン・ドーンと皇后イ・カリーは殺害された。
レイ・アの気球は、ホーク・ジョー大公のサーガ大公国を目指したが、海へ出てしまい、シャーク海賊の支配する島へ不時着した。
この頃、ムーロマ皇太子シン・ジは2000の兵に護衛され、モーリス大公国の新大公スカ・ルーの就任式に出席していた。
201X年、こんなムーローマ大陸の上空へ、テロリンが乗った、宇宙砲艦サンパブロはスペースリープした。
宇宙砲艦サンパブロは、テロリン国の火星基地から、地球の静止衛星軌道上へスペースリープしたはずだったのだが、何故か、大きさ、大気組成、地軸の公転面に対する傾き、衛星の大きさ、全てが地球にそっくりな、この惑星へスペースリープしてしまったのだ。
「たまに、こういう事故があるんですよ。だから、いつも、円盤部の直径が925m、全長が1850mもある、この艦に乗ってスペースリープしているんです。運が悪いと、あと二〜三か月は太陽系に帰れませんが、文字どうり大船に乗っているので気長に待っていてください」
メイドロイド三号機シオリは言った。
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