mixiユーザー(id:21183267)

2016年01月20日00:05

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国債について!

1月14日、日経平均が終値で474円安となる反対側で、日本国債が買い込まれ、長期金利(新規発行十年物国債金利)は一時0.19%(!)となり、史上最低を更新しました。

ちなみに、日本国債の金利はスイスに次ぎ、世界で二番目に低い水準で推移しています(スイスは何と長期金利がマイナスです)。

しかも、日本国債を買っているのは国内資本には限りません。
中国や新興経済諸国の経済失速、さらには原油安が重なり、「安全資産」へとマネーが動き、日本円への両替が増え、日本国債が買われるというプロセスになっています。

日本円への両替が増えると、円高になります。
円高になると日本株が売られ、株式売却で得た日本円もまた日本国債に流れ、国債価格を押し上げる(=国債金利が下がる)構図になっているわけでございます。

結局、世界最大の対外純資産国の国債ほど、安全な投資先はないという話です。
今や、安全資産の代表とされていた金(きん)よりも「安全」と、市場で評価される始末です。
加えて、日本銀行が量的緩和政策を継続している以上、金融市場の国債はむしろ「逼迫」しています。
つまりは、国債が「足りない」のです。

財政破綻です。
プライマリーバランスの黒字化です。
などと、政界では相変わらず愚かな議論が続けられていますが、市場は正直です。

日銀の国債購入により、今や日本国債は「貴重」あるいは「稀少」な金融商品と化しているというのが現実なのです。

長期金利が史上最低を更新した以上、金融市場が「国債を求めている」のは明らかですが、政府は「新規国債発行の抑制」という、意味不明な緊縮財政路線を邁進しています。

妙な話ですが、このまま政府が緊縮財政路線を堅持し、国債発行を抑制すると、日銀が「国債を買おうにも、買えない」状況に至り、金融政策も行き詰まることになるでしょう。

逆に、金融政策が行き詰まることで、政府が「渋々」国債を発行し、財政出動を拡大するという、摩訶不思議な現象が2016年の我が国では見られるかもしれません。

いずれにせよ、財政破綻などあり得ない「自国通貨建て国債」について、「国の借金で破綻するっ!!! プライマリーバランス黒字化だ! 緊縮財政だ!」と、間違った情報に基づき政策を実施してきた国家が、行き着くところまで行き着こうとしているのが、現在の日本なのです。
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