オレは忘れる。
「おいおい、そんなことは忘れやしないだろう。」
とキミが思うようなことも。
自分でもいささかがっかりしているのだが、
それが現実だ。
幸い介護の必要はまだない。
帰り道が分からなくなることもないし、
晩御飯を食べた事くらいは覚えている。
ただオレは忘れる。
「忘れるっていうことはその程度にしか関心がなかったんだよ。」
とキミは思うかもしれない。
オレは心の中で「違うっ!」と叫んでいる。
実際に忘れていたことをうっかり思い出してしまった時の衝撃は
筆舌に尽くしがたい。
そしてオレは忘れる。
心が張り裂けるくらい大切に思っていたことを。
今まで受けた数知れない心尽くしの親切を。
昨日うっかり思い出してしまって、
涙があふれた。
でもこの“うっかり思い出してしまう”衝撃って、
癖になる。
先週金曜日は岐阜にて弾き語りでした。
聞いてくださった皆さんありがとうございました!
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