mixiユーザー(id:33240433)

2015年10月18日12:05

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普通の企業がオークションでチケットを売ることはない。

USJ自体がオークションで売ればいいという意見を目にしたので書いておくけど、
経営上、毎日数万人を相手にする企業がオークションをメインで売ることはないです。

1)回転率がものすごく悪い
オークションをするには常に時間が必要で、5日間が期限なら5日間、
チケットが完売することはない。
常に5日先のチケットを出しておけばいいと思うかもしれないが、
場合によって安くなると思うと必ず買い控えが起こり、全体の回転が落ちる。
これは、現にヤフオクが、「極端な安物を除いて業者の定額出品ばかり」であることで立証できる。
USJのチケットは1円スタートでバンバン元がとれるようなものではない。

2)システム上の負荷
販売カートは無料のものが山ほどあるが、オークション用のシステムで無料のものは少ない(私は見たことがない)ことからも察して欲しい。
システムがはるかに複雑で、通信料も多く、管理の手間もかかる。

3)顧客の不平等感
1000円で買った客と4000円で買った客。
オークションというものを全員が理解していればいいが、多くの客はそうではない。
企業相手であればゴネれば通ると思う客も少なくない。
安く購入しようと3000円で10箇所に入札したら全部落札してしまった客が、すんなりと納得するか。
普通はしないだろう。
かといってけんもほろろに断ればそれはそれで傷がつく。


4)経営の投資と資金の問題
経営は回転と予測可能性(つまりリスク)で成り立っている。
要するに、たくさん買ってくれる=安くできる、
定期的に買ってくれる=安くできる。
誤解されがちだが、500円で100個仕入れたものが、
1000円で値をつけておけばいつかは完売して倍の金額になる、なんて経営はありえない。
常に「何日で売れるのか」という前提がつく。
仮に本来、5000円で1万人来て欲しいとしよう。
一時的な人気低迷で5000人しか来ないとすると、その日の売り上げは2500万円だ。
しかし、オークション形式の場合、スタート価格×5000人しか収益がない。
行きたいと思う人数自体が減っている時点で、オークションの価格は上がらない。
しかも、値段の上げ下げや、経営事情によるオークションの廃止が反感を買う可能性さえある。
わずかな人気の変動が、致命的な経営リスクをもたらす可能性を考えれば、
2)〜3)の、システム上の人と金のコストを覆せるほどのメリットがあるようには感じられない。

オークションの問題はいろいろある。
具体的に見ていくと経営上は導入するメリットがない。


チケット売買仲介「チケットストリート」会長、USJの転売禁止徹底に反対と提案
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=3668143
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