先日、中学校に自衛官募集の印刷がされたトイレットペーパーが配布されていた事件について、あるマイミクさんのレスを読んで少し考えたこと。
(以下、ご本人の許可を得て引用)
『自衛隊の存在の政治的な問題は脇に置いといて。
ネグレクトや貧困といった家庭環境で将来の展望が無い子供にこういう進路も有る、ここへ行けば金が貰えて資格も取れる…と教えるのは良いことだと思う。』
『確かに自衛隊はこれからとこれまででは事情が違って来るでしょうね。
ただいろんな意味で家庭が貧しいと進路について調べる発送すらない様なので、自衛隊だけでなく伝統工芸の職人さんとかもっと宣伝して中学に募集かければいいと思う。 』
昔も今も貧困やネグレクトで、将来の選択肢が選べない子どもはいた。
単なる物理的貧困というだけではなく、そういう子どもは家庭が機能していないことが多い。
本来、親というものは、子どもを守り養育することに責任を負うべき存在なのだが、それが出来てない、それどころか子どもに危害をなす存在だったりするケースが、上のような家庭では多く、そういう子どもは、早く親から逃げて一人で生きられるようにならないといけない環境にある。
「最貧困女子」の本の中に出てきた少女たち女性たちも、そういう境遇で育った人たちが殆どだった。
今日のニュースでも、DV夫から逃げて、月4万で生活していた母子の話が出ていたね。
けれど、そこで「自衛隊」という途は、経済的徴兵にならないかなあ、と思うのだ。
特に、今までの自衛隊ならともかく、集団的自衛権が通ってしまった今(まだまだ廃案にするチャンスはあるが、私は諦めてないぞ!)軍需産業肥え太らせる為に、弱い立場の人間をアメリカの弾除けにするのは、倫理的に受け入れられない。
貧困問題というと、よく、昔はもっと貧しかったと反論する人がいるけど、貧しかった分、貧乏人のための進路は今より用意もされていたといういいかたも出来るんだ。
「三丁目の夕日」の時代は、集団就職なんてのが話題になったけど、あの当時は、中卒で就職する子が結構いたから、儀業側も受け入れがあった。
勿論、給料も安いし、単純労働系が多かったけど、それでも、寮も用意されたし、社員待遇で、上手くすれば定年まで面倒見てもらえた。
あと、板前とか大工とかの職人修業に入れば、親方の家に住み込んで技術も身についたしね。
だんだん、世の中が裕福になって、進学率も上がって、それは良いことなんだけど、そうなると、義務教育だけで社会に出る道がだんだん少なくなるし、学校側も、就職指導のノウハウは失われていく。
しかも、労働環境の変化で、単純労働が海外にいったり、非正規化されたりしたし、「職人技」よりマスプロ化にもなっていったり。
上にある伝統工芸の職人なんて、言い方悪いけど、それこそ余裕のある人しかつけない仕事だよね。
何の話か、というと、貧困の子どもを連鎖から救済できる方法というのを、考え作らないと、あかんだろうなあ、ってことなんだけどさ。
そうじゃないと、それこそ、経済的徴兵に追い込まれていく。
実際、アメリカの現状がそれだしね。
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