世界制服は望んでいたかもしれないが。
ナチ基準のw
あ、まあタイトルでぶっとんできて文句を言おうと思った方、まずは御清聴(御精読?)。
ヒトラーといえば凶悪な独裁者ってイメージの強い独裁者ですけれども、実のところ
そこに至るまでの経緯ってのをちゃんと見ちゃうと、物凄い勢いで普通のおっさん、
なんて面はあるんですね。
普通のおっさんたちが集まって、あんな事になったから世界は驚嘆したわけでして。
そもそも、ヒトラーはオーストリア出身の画家志望のあんちゃんでした。
それが、人物画が壊滅的って事で、アートスクールには行けなかったのですね。
当時はシュールレアリスム系が大流行。
ダダイズム(三面怪人ダダの語源)、キュビズムなどなどの芸術がはやっており、
ヒトラーのような風景画、それも写実的なのを好む人にはつらい時代でもあった、
なんて事はあったりします。
んで、御存じの方もそうでない方も、ヒトラーが第一次世界大戦に従軍してた
なんてことは、まず理解しないといけません。
ムッソリーニに名誉伍長と揶揄されるほどに、伍長どまりでしたけれどね。
んで、敗戦後のドイツの惨状が彼を奮い立たせたといっても過言じゃない。
元々というか、有る説では戦力面ではドイツは負けていなかったそうですが、
戦略と戦術のミスで降伏を受け入れたとかなんとか。
そういう事と、フランスが無茶をして一昨年あたりまで払い続けないといけない
戦後の賠償金を要求したというね。
その結果、ドイツではハイパーインフレ状態だったわけですねー。
昨日5マルクが本日のレートは5万マルクのパンです!!みたいな。
フランスにしてみればドイツが報復してこないように牙を抜いたつもりですが
逆にドイツ国民がフランスに対して怒り、憤りをため込むには十分だった、
なんてことになる状況。
加えて(これはフィルムに残ってるが)横暴なフランス兵がドイツ人を虐待し
それに乗じてユダヤ人がドイツ人を迫害するなんて事もあったんだそうな。
その結果、ドイツ国民は憤懣やるかたない状態を維持させられてた訳ですね。
んで、ヒトラーは政府から潜入捜査のお仕事をもらうわけですが、
共産主義者と言われてたのはどちらかと言えば国粋主義者。
ただ、国家社会主義を掲げておりまして、ドイツの復興のためには
国家社会主義が必要であり(経済は自由資本経済)、民族の誇りを
取り戻す事が必要ってことだったんですね。
ま、フランスの暴利をどうするかが問題ではあるんですが。
なんで、フランスがそんな事できたか、てーと、戦後すぐは戦争の交渉は
2国間協議。
加えて明確なルールがない、前時代的な戦争のルールで勝者が好き勝手できる!!
なんて時代でした。
その後にそれじゃあかんと国際法や戦争法が整備されますが、国際連盟の無い時代、
フランスは無茶ぶりをドイツにできたわけですねー。
で。
国家社会主義労働者党(後のナチスです)はヒトラーを中心に動き、この
フランスの横暴を糺すと言う事で支持を得ますし、実際支配権を握ってから
かつてのドイツの誇りを取り戻す作業に移行していきます。
この時点で国家社会主義労働党ドイツと名前を変え、ナチス(頭文字集め)ドイツ
なーんてな名前になるんですね。
そして、反政府的な存在は後々収容所送りなんですけれどね。
ダッハウが最初だったっけ?
勿論、ヒトラーの承認がないとできませんけれど、そこは発案者のヒムラーが
企画書や計画書、損益計算なんかをして提出して認められるみたいな流れ。
反政府主義者、共産主義者は犯罪者なので刑罰としての労働を考案して
これをおこなう事で、ドイツの奇跡の復興の一助を担ったてな事はあります。
犯罪者(当時基準)の有効利用と言う事では、アイデアだけなら秀逸ですね。
で、ヒトラーはドイツの誇りを復活させる事に燃え上がるわけですね。
飛び地になった領土に繋がる場所を取り戻し、オーストリアを平和裏(表向き)に
併合して、かつての勇ましかったドイツ、誇り高かったドイツを取り戻す事に
邁進しますけれど、ここでカルトフルスロットル!
これによって、ユダヤ人殲滅が目標になり、さらにヒトラーが嫌うシュールレアリスムや
モダンアートなんてーのがユダヤ人によるもの的につながると、ヒトラーのユダヤ人への
憎悪は増すわけですが。
そういったものを退廃芸術と呼び、排除していくのですよね。
ヒトラーの好む、言わば四角四面のアート、条理や定義に則った芸術や文化こそ
至高の存在的になっていくわけなのですよ。
ところで、こんな状態で当時の国連(国際連盟)は何をしてたのさ?
ってーと何もしてません。
公平、公正を掲げつつも、要は白豪主義の利権維持だったりするし、
強い方に阿ってしまったりして世界の平和と安定を推進する国際連盟
なんてのは有名無実化してしまったんですね。
割と早い時期から。
だから、日本が提出した有色人種差別撤廃法なんてーのは却下されます。
アメリカの黒人には大受けしたそうですが。
そういった中で日本は脱退していきますし、世界は第二の世界大戦へ。
国際連盟が中立で公平、公正でなかったために世界での紛争は絶えなかった
なんてのがあるわけですよ。
そっから、世界大戦は広まった訳なのですけれども、その小競り合いの時期は
アメリカやイギリス等は、フランスに攻め込まれるまではヒトラーを称賛してたし
復興手腕は、国際連盟も認めるところだったりしたのですね。
中立として見ていないから、後の問題が予測できなかったっていうw
で、第二次世界大戦突入で国際連盟は消滅。
戦後できた国際連合は、中立であることを旨とする一面も盛った訳です。
なので、今回の中国軍事パレードに事務総長パン・ギムンが出る事は、
実は国連(国際連合)の理念に反する面があるんですよね。
しかも中国を褒めそやすわけでしょう?
それをやっても本来はひっかかる可能性があるわけです。
第二次世界大戦が終了して、空気な存在と言われつつも国連がこれまで
維持できたのは過去の問題を改善した組織では一応あるわけでして、
過去の失敗によりヒトラーの世界征服というか、ナチスドイツとドイツ国民を
世界制圧への道へ巻き込んだ反省は一応はある訳なのですよね。
だから、国際条約は一度取りきめたらそれは絶対に等しくなります。
賠償金は常識の範囲。
補償も同様。
一度もらって、おかわり!とかあとからあとからネタを出して金をだせ!!
なんてーのは、本来は御法度なんですよね。
日米同盟や日米韓安全保障の枠組みを壊さないようにアメリカにお願いされて(比喩)
なんて面があったからこそ、てのもない訳じゃないんですよね。
そういう事が許されてたの。
で、国連事務総長になれば、少しは国際常識がっていうアメリカの思惑も
あったんですけれど、それもだめみたいです。
そしてやってる事は、中国に対してナチスドイツを育てた当時の国際世論や
国際連盟のような事。
これって、批判されてしかるべきだったのですよね。
韓国は、まだまだ朝鮮戦争のど真ん中なのですから、国際常識と隔絶されてる
という面がある訳なのですけれど、それを世界に持ち出しているという点では、
第二次世界大戦前の、ドイツとオーストリア(地理的近さも似てるなw)や、
国際連盟の日和見と同じ事をしてるようになってる、なんて感じなのです。
と言う事でヒトラーは別に世界征服を望んでいなかった、といった事が言える訳で
それをさせたのは国民の熱狂と、国際世論や国際連盟の非中立的な部分や、
公平でも公正でもなくなってしまった(中立性の欠損でそうなる)なんて面がある、
というお話でした。
本気で書くと1万文字超えるので、まあこんな短い感じw
ログインしてコメントを確認・投稿する