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2015年08月08日17:57

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ありえないなんてありえない、徴兵制もね。

■安保法制 「徴兵制」は本当に将来導入されることはないのか?
(THE PAGE - 08月08日 15:20)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=177&from=diary&id=3557122

現代戦は最先端だから、徴兵制はないんだ!という意見があり、
それを補強するように各界から援護があり、
それらを読むと「そういう前提であればそうかもね」と思うことができます。
だから、徴兵制がありえないという人たちは、そこで納得するでしょう。
けれども、それは前提がそうであるからそうなのであって、
前提が変わってくれば断言することはできないのです。

例えば、予算の都合で徴兵制はできない、という話も、
当然平時から維持するという前提であればそうなりますが、
実際に戦争になってしまえば年間予算の何十倍という金を一気に使います。
その状況でも徴兵はありえないというのはありえない。

また、ある(元?)自衛官が、
「あなたたちは戦闘機が飛ばせますか?護衛艦が動かせますか?できないでしょう? 
 だから、徴兵制はありえません」
と、言ったとかいう話が少し前に話題になってました。
徴兵された兵で護衛艦を動かすつもりならそうでしょう。
護衛艦の取扱説明書の量は「護衛艦のトン数と同じ」というジョークもあるほどです。

しかし、徴兵の最大の目的は、消耗が激しい陸上戦か、
戦闘能力が低くてもできる輸送や土木(塹壕を掘ったり、橋をかけたり)などを行うことです。
護衛艦でいうならば、補給艦の中で荷物を右から左に動かす「工場内作業」と同じ役務があり、
優先的に「有能な」人物を護衛艦に回せば、徴兵の中からも人員を割く必要があるでしょう。
港で積み込む物資も大量に必要です。
戦地に近く、航空戦が続く場所で民間業者が撤退すれば、誰がやるのか。
「普通の」兵士がやるしかなく、そしてこれらの兵士が軍隊の7割を占めます。

イラクを理由に、歩兵も高度化・専門化が高くなったと言う人もいます。
しかし、実際に、イラクのパトロール部隊が時限爆弾を見つけたらどうするのか。
自分たちで解体などしません。爆発物処理担当の別の部隊を呼びます。
テロリストと目される人物が、コンクリートの建物に立てこもった。
自分たちで接近戦を仕掛け、突入して確保するか?
普通はしません(当然、した例もある)。
室内戦専門部隊がいるわけですね。
これらは、確かに高度で専門的な部隊の存在を示唆しますが、
逆に言えば、一般任務であれば、それほど高度ではないということです。
米軍でも、訓練1年以内でイラクに送っていますし、
日本でも基礎課程は6ヶ月だそうです。
PKO活動で徴兵を使うことはないでしょうが、
国内まで踏み込まれた場合には、国民感情的にも政治上も、そんな余裕はないのではないでしょうか。

当然、海や空で完勝し、敵の上陸を許さなければ、徴兵は必要ありません。
海空に比べヒトケタ違う戦死者が出る陸上戦は必要ないからです。
しかし、それが通るのであれば、陸上自衛隊はもっと少なく小規模でいいはずです。
通らないから陸上自衛隊がいるということですね。



私自身は、安保法制や集団的自衛権に賛成の立場です。
なぜなら、多くの先進国と価値を共有しており、
彼らとともに世界の平和を望むのであれば、彼らと同じシステムを採用するのが合理的です。
別の角度で見れば、独裁国家や特定宗教国家や拡大主義国家との戦いを避け続けても、
結局どこかで戦いが必要になります。
それさえ否定して、誰に独裁されてもいい、自由も奪われてもいい、
それでも戦争したくないんだ!というなら、安倍政権へのデモは不要です。
安倍総理の独裁と、不自由な思想を宣言通り享受するべきです。


けれども、少なくとも戦争において、ありえないなんてありえません。
ある国は核を撃てるかもしれないし、世界は報復をしないかもしれないし、
航空自衛隊と海上自衛隊が歴史に残る大敗北を喫することだってありえます。
そういう意味において、徴兵制の議論はすべきです。
沖縄を含めた本土に上陸された場合は徴兵もありうる、という認識は必要でしょう。

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