mixiユーザー(id:1806035)

2015年06月01日00:12

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弱者男性問題

なんか最近ハテナで「弱者男性問題がホットならしい。
この「弱者男性」というのは、「キモくて金の無いおっさん」ということらしい。


http://d.hatena.ne.jp/font-da/

 解りやすい経緯は、リンク先に上手くまとまっている。

 「キモい」というのは、多分に恣意的なものだし、「金が無い」の「無い」がどこまでの「無い」をさしているのか。
 妻子を養う余裕が無い「無い」なのか、衣食住の最低限の生活でぎりぎりの「無い」なのか、貧困ラインを割った「無い」なのか、そのあたりの具体的な指摘も無い。
 
 いずれにせよ、「フェミニストは、弱者男性を養え」という理屈にどこがどう結びつくのか、論理的に考えれば理解不能だ。

 女性の地位がかつてより向上して、一部には男性の平均より所得のある女性が少しは増えた、というのは事実。、
けれど、低所得の男性が増えたのは、別に女の所得が増えたワリを食ったわけではない。
というか、もっといえば、リンク先のリンクにあるような「西成の路上で凍死するおっさん」は、昔から、それこそ半世紀以上も前からいた。
そして、そういう人たちの救済も社会運動として行われてきた。そういう運動にフェミニストが冷淡だったとか、ましてや批判的だったとは思えない。
むしろ、弱者救済という点では、フェミニズムとは親和性があるのではないかと思える(このあたり、知識が無いので正確ではないが)
最近では、派遣村等の問題がそれにあたるのかな?低賃金と不安定な雇用による、貧困と格差。
これについても「自己責任だ!」と叩いたのは、フェミニストではなく、むしろ右系の男性が多かったんじゃないのか?

 「弱者男性の救済」の「金の無い」部分は、まず労働問題(雇用の不安定とそれよる格差貧困)であるし、それによって生じる不自由(病気による失職や、老後の生活不安)は、福祉問題じゃないかと。
 で、これは、別におっさんだけじゃなく男女ともに直面している深刻な問題であって、特に今、シングルマザーの貧困問題はより深刻なわけですわ。
 こういうと、また「フェミは女ばかり救済する!」
と切れるかもしれないが、雇用の安定と賃金の不均衡を正すことは、男女ともにワーキングプアの救済に繋がる。

 つか、そもそも、「金の無いおっさん」がまず責めるべきはフェミではなく、この格差を作った小泉政権だったり、ワーキングプアを搾取して利益を上げてる大企業だったり経団連だったりするのが正当じゃね?とかオイラは思うんだが。


 で、
「高収入フェミニストはキモくて金の無いおっさんを養う責任がある」
これはもう、フェミニズムの精神、否定してないか。

 フェミニストは結婚制度そのものに対して否定的な人も多いし、一方が一方的に養われる結婚に対してはずっと「ノー」を突きつけてきた(と、私は解釈している)
「高収入男性(強者男性)はブスで金の無いオバサンを養え」
というフェミニストの主張は過分にして聞いたことが無いです、はい。
むしろ、「ブスで金の無いオバサンが、男(強者男性ではなくても)に養われなくても自立できる環境をフェミニストたちは求め、それに尽力してきたのではないの?
なぜなら「養われる」ということは、「尊厳を失う」事でもあるから。

 だから、この理屈で言えば、キモくて金の無いは、自立できるだけの仕事と所得を保証される、つまり、キモくて年収300万以上のおっさんになれば、問題は解決する、…
ように思うけど、多分、弱者男性の求めているのは、そこじゃないんだろうなあ…

 今まで私は「金の無い」だけについて書いてきた。
というのは、キモいというのは非常に恣意的な問題で、なにがどう「キモい」なのかを定義できないからだし、障害や人種のように生まれついてのものではなく。
う〜ん、その人のしぐさとか態度とかそういうものであって、それって、社会的救済とは違う気がする。

 でも、実はこの「弱者男性問題」ツボは「金」より「キモ」なんだろうね。

 だから、弱者男性の収入が倍になるとか、独身無貯金で老後を迎えても手厚い老人福祉が実施されるようになる、から、解決するわけじゃない、んだと思う。
というか、弱者男性が本当に欲しているのは「金」じゃなく「愛」なんだろうなあ、と。
だからこそ、高収入フェミニストに「養われること」を欲しているわけだ。
「愛」というよか、人とのつながりによる自己承認とかいうやつだろうか。

 なんというか、経済問題と精神問題がごっちゃになってこじらせてるんだわな。

「尊厳」と書いたけど、女は自立することで尊厳を取り戻すけど、男は女を得ることで尊厳を得るんだろうか、経済的自立はおいても。
 よくわからん。

 ぶっちゃけ、男は金(安定所得)があれば、ある程度「愛」は得られる。
それが本当の愛なのかどうかは別として、経済力の無い女性が生きていくためには男性の経済力に依存しなければ生きられないし、
自力で相手を探せなかった「ブスで金の無いオバサン」は、えり好みせず「キモいおっさん」と生活の為に結婚せざるを得ない。

 うん、なんとなく繋がったな。
 フェミニズムはブスで金の無いオバサンに、飢えないだけの金が得られる権利に与えたかわりに、キモくて金の無いおっさんが女を得る最低限の機会を奪った、という恨みなのか、うーむ、なるほど。

 しっかしねえ。
「金の無い問題」は上に書いたように労働運動や福祉向上で解決できても、キモい問題の解決はなかなか難しいと思うよ。

 で、私の考える解決策。

フェミニストには今まで通り、いやそれ以上に女性の権利向上に頑張って貰って、自分たちは「愛される金の無いおっさん」を目指す。
女性の経済力が男性と本当に対等になれば(これは、一方で家事育児介護の負担も対等に負える環境整備も含めて)もはや金のために愛の無い結婚をせざるを得ない女性はいなくなるから、あなたに金が無いことは問題ない。
…んだが。
今までキモかったおっさんが愛されるようになるのは、めちゃハードル高いだろうなあ。
つか、それが出来るなら、キモいままでおっさんになる前に「貧しいながらも肩を寄せ合う」生活が出来てるだろうから。

 となると
「キモくて金の無いおっさん同士で連帯する」
もう、これしかないよ!
 弱者男性同盟を作って、それこそシェアハウスとかで共同生活してさ、老後はお互いに面倒見合う。
したら、仲間もいるから寂しくないし。

 ダメかなあ?

 …多分、これ言ったら、当事者に切れられるんだろうなあ、きっと。

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