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2015年03月19日11:03

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欧米がISISにこだわる理由。

■チュニジア襲撃テロ 日本人3人死亡、3人負傷を確認 チュニジア首相は「日本人5人死亡」
(産経新聞 - 03月19日 09:57)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=133&from=diary&id=3326913

欧米がアラブと対立してまでイスラエルを建国し、
また、ISISに対する攻撃に、イラク戦争以上の意欲を見せている理由がこの地域ですね。

ISISと欧州の間には、中間的な文化を持つトルコが立ちはだかっており、
トルコは今でこそ中進国ですがかつてはオスマン帝国系の大国として、
のっぴきならぬ(欧州から見て)(悪)影響を誇っていました。
その「かつての強敵」がアラブ勢力に立ちはだかっているからこそ、
欧州諸国はある程度イラクやシリアに無関心でいられたと言っていいと思います。
イラクもシリアも、暴虐の王国(笑)とはいえ国家ですので、
一足飛びに欧州にどうこう、という行動はとれないからです。

しかし、アフリカ北部、イタリア〜フランス〜スペインの対岸にあたる地域は、
ヨーロッパからのイスラム掃討作戦、レコンキスタでも回復できなかった、
イスラムが根強い地域です。
しかも、3000年を超えるヨーロッパとの文化交流があり、切ってもきれない相手。
フランスの海外移民の多くが、この地域から流入した人々です。
だからこそ、フランス人は彼らが持つ人権先進的なイメージとは裏腹に、
神経質な移民差別宗教差別を行っているわけですね。

彼らのイスラム恐怖症は1500年近い歴史があります。
日本の感覚でいえば、モンゴル帝国や元が、そのままの勢力を維持しているような恐怖感でしょう。
イスラム、共産、ユダヤと、欧州はなかなかえげつない思想対立を経て今の形があり、
その最前線では今も火種がくすぶっていると言えます。
単発の事件だけを見ればありがちなテロですが、
今後欧州の態度をさらに硬化させる一件になりそうな雰囲気です。


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