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2015年03月19日10:44

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懐中電灯って意外に重要な装備かもしれないという話。

■「毒ガスだ、逃げろ」 地下鉄サリン被害者が語った忘れられない記憶
(dot. - 03月19日 07:11)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=173&from=diary&id=3326674

フラッシュライト、高性能な懐中電灯を趣味として集めているので、
我田引水な記事になりますが。

3.11の時、各地区の消防団たちは、夜になって津波が落ち着くと、
もと町だった場所へ捜索と救助に向かいます。
結局捜索も救助もできず引き返しますが、証言によればかなりのうめき声や助けを求める声を聞いたと言います。
その場で捜索・救助できれば、多少の命は救えていたかもしれないと
気仙沼の消防団長の手記がありました。
彼によると、捜索できなかった理由は手持ちの懐中電灯の能力不足でした。
街灯もなく自動車が入れないガレキの中では、
一般的な市販の懐中電灯では能力不足だったわけです。

御嶽山の噴火の際、噴煙に遮られて周辺が暗くなり、
足元も見えないほどの闇に覆われたと言います。
これは煙に巻かれて濃霧のように視界を失ったのではなく(そういう人もいますが)
山小屋の人が危険を顧みず遠くで懐中電灯を振ってくれて(=遠くまで見通せる)、
それをめがけて移動したという証言もありました。
普段の生活では想像もつかないのですが、圧倒的に濃い煙や雲は、夜をもたらすのだということです。

サリン等の一部の神経毒は、手足の筋肉を収縮させると同時に、瞳孔も収縮させます。
大変危険な状況ですが、被害者の手記を読むと、多少の移動はできたようです。
瞳孔が収縮することで視界を失い、さらに行動速度が奪われますが、
瞳孔の収縮が原因ならば強力な光で照らすことで、カバーすることができます。

そもそも、大都市でも大規模停電すれば、恐ろしいほど深い闇になります。
夜間、闇によって視力を失うのだとすれば、
懐中電灯は照明ではなく、メガネなどと同等の視力補助装置だと言えます。

昨今は、ケータイに照射機能が付いていて懐中電灯の代用となりますが、
LEDとはいえそれなりに電池を食い、また光の強度にも限界がありますので、
手回し発電やらではなく多少いいものを購入して防災用品として持ち歩くというのは、
悪い選択肢ではないのではないかと思いました。


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