中東のISIL問題について,日本が、「人道支援だと言おうがISILから見れば敵は敵」だから、日本は「自衛」のグローバル化が必要だと思う。
そもそも、イラク戦争に参加することで、ISILの誕生を支援した日本側が、いまさら「人道支援」を強調しようが、テロリストISILにとっては、「敵に支援する国は敵」なのです。
湯川さんの映像が公開された時点で、日本側がどれだけ【人道支援】を強調しても、敵側は端からそんなことは理解しているため、ハッピーエンドにはならないと感じていた。
人道支援だろうが何だろうが、ISILから見れば敵なのだから!
さらに、日本は原発を再稼働しないため、中東依存度が高まっている。
「アメリカ以上」に中東へのコミットをしなければならない立場にあります。
現在、アメリカはシェール・オイル、シェール・ガスの商業化に目途がついているため、これまでほど中東に関与する必要がなくなってきていますが、日本は逆に中東依存度を深めてしまっている。
すなわち、中東の安定化は「日本のエネルギー安全保障」を維持する上で、必須なのだ!
日本が「普通の国」であれば、「自衛」の範囲を「グローバル」に広げなければならないという、厳しい時代に突入してゆくだろう?
そして、ISILという化け物を生み出したのは、アメリカのイラク戦争とフセイン打倒です。
確かに独裁的であったものの、俗世的でもあったフセイン政権をアメリカが武力で打倒してしまった結果、現在の中東は「スンニ派」対「シーア派」が激しく争う環境となり、秩序が崩壊しました。
イラクでは、多数派のシーア派が政権を握り、少数派のスンニ派と政争を繰り広げています。
(フセインはスンニ派でした)
アラブの春を経て、シリア、リビアが内戦状態に陥り、元々はシーア派のアサド(シリア大統領)を倒すために、スンニ派のサウジなどが支援していたグループの一つがISILというわけです。
ISILには、イラクのスンニ派(元、政府関係者や軍関係者など)が相当に入り込み、テロリストと化しています。
ISILが人質に「オレンジの囚人服」を着せた上で殺すのは、アメリカ軍がイラク戦争時にイラク人捕虜をグァンタナモ基地に連行し、オレンジ色の囚人服を着せて虐待したためで始まりは「イラク戦争」なのです。
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