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2014年12月04日09:07

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大川小学校と寝たら死なない話。

■バス津波被害訴訟で和解=幼稚園と園児遺族―仙台高裁
(時事通信社 - 12月03日 19:01)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=3169426

個人的ミスが目立つこの件よりも、複数の責任ある立場の大人がいる状態で
集団の総意として集団死に繋がった大川小学校の方に関心が向きます。

大川小学校に津波が到達したのは震災発生から50分後、最初の強力な揺れが収まってから40分後のことでした。
このとき、保護者が迎えにきた児童を除き全員がまだグラウンドで待機あと川に向かって行進中で、
一行はなす術無く津波に飲まれ、ほぼ9割がなくなりました。

一部なぜわざわざ川に向かったのか、という批判もありますが、
地図を見ればそこしか道がなかったので、常識的な
「道路を歩いて帰る」
選択をとった場合、そーするしかなかったわけです。

ただし。
学校の背後には山がありました。
今回の津波は2階建ての校舎の屋根を越えていることから10-15m級だったのですが、
もしこの裏山に登っていれば、津波は免れていました。
徒歩5分のところにある裏山までの道は穏やかで、狭く未舗装ながらも低学年でも問題はなかったとされています。
あい路(狭い道)では集団の移動速度は大きく落ちますが、それでも30分あれば全員が登れたでしょう。

この問題、錯綜する情報や海を見に行った()先生の報告を待つなど
ダメ軍隊のダメ行動を見ているようで胸が痛みますが、
この事件のターニングポイントは「9分も続いた激動」、
要は「いつもの規模の地震じゃない」という即断ができなかったことにあると
個人的には思います。

通常、地震の揺れは1〜2分とされており、これを耐えて避難するのが常識。
この常識に基づき、あとは津波がくるかなあ?と思ったと思うのですが、
尋常でない以上、くるものとして対応して欲しかったと思います。

さて。

一部生き残った先生と生徒たちは、大人が持っていたライターで裏山で火をおこし、
たき火で暖をとりながら「寝たら死ぬぞ」ごっこを始めます。
まあ、結果的に、翌日には救助されているのでいいのですが、寝ても死にません。
特に、こういう長期遭難の可能性がある場合、安全を確保したらさっさと寝て下さい。

体力的にも緊張状態から逃れるためにも必要ですし、第一、この程度の状況では寝ても死にません。
寝たら死ぬ、というのは体力を失い代謝と体温が下がった末に起こる、末期の意識低下なので、
まだ体力があるうちは「どうせ寒くて寝られない」のですよ。
たき火に当たってうとうとするような状況なら、むしろ寝た方がいいです。
これはマジな話なので、頭の片隅に入れておいて下さい。
遭難して、どこか休める場所を確保したら、まず寝る。
逆に頑張ってひっぱってひっぱって、自覚なく意識を失うと危ないです。

あとね。
今後、喫煙者が減ると、こういう時に「ライターを持ってる」人が減るのには注意が必要ですね。
煙草も吸わないのにライターを持ち歩く人は稀だと思います。
防災グッズとして、火起こしって大事だと思いますよ。

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