日本を代表する文化といえば「茶道」や「書道」、「華道」、「柔道」、「剣道」などである。
日本人にとって重要なのは「道程」を完結させることだ。
「道程」の後の「結果」は「道程」よりも重要性が低いのだ。
だが日本人は「道程」にこだわる民族であるために
「結果」を疎かにして重要なポイントを見失うことがある。
太平洋戦争はマレー半島の中東部にあるクアンタン沖の海戦で幕を開けた。
日本海軍は戦闘機だけで英国海軍の不沈戦艦と呼ばれた「プリンス・オブ・ウェールズ」の撃沈に成功する。
この戦闘は大変重要な意味を持つ。
戦闘の主役が戦艦から戦闘機にシフトするエポックメイキングな出来事であったが
海軍はそれを「幸運によって結果が良かっただけ」と片付けてしまい、
戦艦大和の完成に固執し、
時代が変化したことを理解することができなかったのだ。
英国はこの戦闘の意味を十分理解し、時代の変化に対応する道を選ぶ。
海軍は良い結果によってもたらされた教訓を得ることがなかったのである。
「結果」の重要性を見落とすと命取りになるのだ。
「道程」が間違いではなくとも
「結果」に結びつかないものは正しいとはいえない。
どんなに努力しても「結果」を得ることがなければ無駄な行為だ。
無論、その無駄な行為が別の局面で活かせることもある。
活かせるかどうかは本人次第だ。
つまり努力しかできない人は愚か者で
努力を別の道で活かせるのが賢者だといえる。
「道程」を忘れずに、別の道でどうやって活かすことができるか、
それが重要なポイントなのである。
単純に努力した「道程」があれば道が拓けるのではない。
努力する「時機」が「道程」と同じくらいに重要だといえる。
無常の世界に生きる人間は時の流れを読み解く能力が必要なのだ。
「空気を読め」というが
正しくは「時の流れを読め」ということである。
正しい時に正しい努力をすることが良い結果をもたらすことを忘れてはいけないだろう。
つい使っていませんか? 毎日をつまらなくする3つの言葉
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