mixiユーザー(id:11092226)

2012年04月30日12:22

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これからの日本

5月1日はベトナムでもメーデーだ。
当たり前だ、ベトナムは今も社会主義国なのだ。
日本では格差社会を是正しよう、と叫ぶ人がいる。
かつて日本も過酷な格差社会だった。
そもそも人間社会に格差があるのが自然で、ないのが不自然だ。
社会主義のイデオロギーは人間を政治力で平等にすることである。
普通に考えてみてそれは不可能なことだ。
日本で社会主義者が増えた時期とベトナムでアメリカが軍事介入した時期とは一致する。
1960年代の若者たちは真面目に人間を平等にする社会を建設しようとしたのだ。
1960年代といえばまだ戦後間もない時期で、反米思想が蔓延していた。
だから彼らは社会主義に夢と希望を抱いたのだ。
ソビエトの衛星国の北ベトナムにシンパシーを抱いたのは当然だった。

何年か前、吉田茂の回想録を読んだことがある。
何故旧日本軍が戦争を終結させることをためらったか、という疑問に対して明確に回答している。
戦争に負け貧乏になったら日本は社会主義国になる。
そう確信したから負けるわけにはいかなかったのである。
それくらい軍部には社会主義に対してアレルギーが強かった。
原爆を落とされた広島、長崎で社会党が強かったのは偶然ではない。

日本だって1960年代まではかなり格差の大きい社会だった。
日本人は外来の思想を受け入れることに抵抗が少ない。
社会主義のいいポイントを取り入れて40年間格差の少い社会を作ってきた。
しかしこのような社会は長い日本の歴史の中でたった40年間の出来事であったことを忘れてはならない。
私はこのような社会を作ることができたのはベトナム戦争に反対した人々の力もあっただろうと思う。
だが所詮は人間の集団であるから格差が生まれることをなくすことなど不可能だ。だから格差ができることを容認しなければいけない。
持つ者が持たざる者に施しをしたらいいだけのことだ。
日本の金持ちがクールじゃないのは儲けた金を独り占めするからだ。
地震・津波の被災者に施しをしたらクールだといわれるだろう。
そして金だけ置いてさっと立ち去ったなら間違いなく尊敬を受ける。
実は日本人は世界で意外と尊敬されている。
たとえばインド洋大津波の際、約束した援助額をきちんと供出し、しかも口うるさいことは言わない。
アメリカが外国から疎まれているのは援助を行う場合にいろいろと条件を付けるからだ。
考えてみたらいい。
自分が困ってる時、ただ金をぽんと置いてさっさと帰っていく人と、
金はくれるがいろいろと説教する人とどちらが尊敬されるだろうか?
日本の援助は意外にも高い評価を受けているのだ。
ただ紐付きであるという批判は免れないが。

格差がある社会をなくすことは不可能だ。
持つ者が持たざる者を救うシステムを構築するしか日本人が生き残る道はない。







■長時間労働廃し人間らしく…メーデーで連合会長
(読売新聞 - 04月28日 11:40)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=2001463&media_id=20
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