「日本沈没」などの作品で知られ、文明評論家としても評価されたSF作家の小松左京氏が7月26日午後4時36分、肺炎のため逝去されました。享年80歳。

京都大学文学部卒。経済誌記者などを経て1962年に小説家デビュー。
1964年から執筆が開始され、1973年に発表された「日本沈没」は、上下巻合計で400万部の大ベストセラーになり、映画、テレビ・ラジオドラマになるなど大きな話題となる。
(2006年には33年ぶりに映画のリメーク版が公開された他、作家谷甲州氏との共著で「第二部」を発表。)
他に、自ら映画版の脚本、製作、総監督を手掛けた長編「さよならジュピター」や、「復活の日」「首都喪失」などがある。
プロデューサーとしての手腕も発揮。
大阪万博や85年の国際科学技術博覧会(つくば博)、90年の「国際花と緑の博覧会」などに関わった。

高校生のとき観た東宝映画「日本沈没」

は、今でも記憶に深く刻まれている。

当時、日本を代表する地球物理学者であった竹内 均教授(1920年7月2日〜2004年4月20日)を日本列島を沈没させる"仕掛け"である「プレートテクトニクス理論」を説明する科学者役で劇中に登場させたり、

「科学者に大事なモノは、直感とイマジネーションだ!」という印象的な台詞や、討論番組で御用学者を殴ってしまう迫真の演技。
愛する母国が海没することをいち早く気付いてしまった博士が、国民を一人でも多く助けようと奔走する姿など、主人公の一人である地球物理学者・田所博士役の小林桂樹(1923年11月23日〜2010年9月16日)の名演技が光りました。

邦画初のディザスター(自然災害)映画である「日本沈没」

の原作者・小松左京氏は、3月11日に発生した「東北地方太平洋沖地震」の大津波や福島第一原発事故などの惨状にどんな思いを抱かれていたのだろうか

小松さんの秘書によると、大阪府箕面市の入院先で今月24日、付き添っていた家族に、東日本大震災についてこう語ったという。「今は大変な時期かもしれないけれど、この危機は必ず乗り越えられる。この先、日本は必ずユートピアを実現できると思う。日本と日本人を信じている」と。
(毎日新聞 2011年7月28日 20時32分)
(追記

) 2011年08月12日(金) 日本沈没(1973年版)を amazon.co.jp に注文しました。
商品計: ¥ 4,519
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消費税: ¥ 238
代引手数料: ¥ 260
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合計: ¥ 5,005

特撮技術はリメイク版(2006年版)にはかなわないが、演技陣を含め、作品の存在感は間違いなく本作品が上。東日本大震災から年数が経たないと、TVでの放映は望めないだろうと思い購入しました。
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