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2009年08月25日00:19

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インドの物乞いになる方法

海外を旅すれば人生観が変わることはある。
けれどもそれを目的に旅をしても無意味だ。
日本人の考え方がスタンダードだと妄信するのを否定した時
初めて人生観が変わるのである。
新しい価値観を否定せず、かといって古い価値観の全てを捨て去ることもなく
自分自身にとって合理性のあるスタンダードを見つけることが出来ればそれでいいと思う。

たとえばインドに行き人生観が変わったから物乞いになることが合理的だと考えるのは自由だが、物乞いになって何を発見するのかが重要である。
ただ物乞いを模倣しても無意味である。
人生観が変わって何を発見したのかがポイントであり、
人生観の変化がたた単純に価値観の変化だけで終わってしまえば虚しい。
発見があれば新しい目的が生まれる。
新しい目的を探すことこそが重要なのである。

日本人が海外に出て初めて「自由」を発見することは日本人の特性を表しているといえる。
日本にいると「自由」を見つけることが出来ないらしい。
「自由」とは自分の頭で考えたことをすることだ。
社会にはルールがある。
日本人がすることのほとんどはルールに則って行う。
常にルールを意識していないといけないのである。

つまり自分の頭で考えて決定してから行動する、というよりは
「どうやってルールから逸脱しないで行うことが出来るか?」ということばかり考えて行動している。
日本には「暗黙の了解」というルールもあってサインを見逃すと後で強烈なしっぺ返しが待っている。
朝目覚ましアラームで起こされてから夜眠りにつくまでルールに従い行動しなければならない。
一日はルールで始まりルールで終わる。
完全な自由はどこにもない。

結局日本人はルールにしがみ付くことで心の平穏を求めているのかも知れない。
つまり自由になるのが怖いのである。
ルールにしがみ付いて社会の一員であることで安心感を得ているのだ。
日本人でいれば少なくとも物乞いにならずに済む。
けれどもインドの物乞いは日本人より遥かに自由なのかも知れない。
携帯電話のアラームで朝起こされたりはしないし、
メールの返信を催促されることもないし、
しつこい勧誘の電話もかかってこないし、
帰宅の時間を家族に知らせなかったくらいのことで注意されたりしないし、
鼻毛が出てるだけでキモいなどと蔑まれたりしない。

人生観が変わったのなら
古い価値観をどう処理するのか心の中で格闘しなければいけない。
古い価値観を克服し新しい人生観を具現化させる目的を持たなければいけない。
しかもルールをも尊重しなければいけない。
これが人生最大のハイライトである。
やはり人間にとって生きることは辛いことであることに間違いがないようだ。


【コラム】 世界遺産の達人イチオシは人生観を変える、自然遺産!?
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=936645&media_id=29
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