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2009年07月25日00:03

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鏡の中の根無し草

人は生まれた土地で生きていくのが一番いい。
故郷が田舎であれば
「都会に行きたい」と思う気持ちが芽生えるのは仕方がない。
だが、それは運命を受け入れたくないからだ。
どこで生まれるか、人は選択できない。
しかし日本人は生まれた後、どこで生きるかの選択は自由だ。
住民票を移すことは容易い。

人は生まれながらに不平等である。
豊かな家庭か、貧しい家庭か?
優れた才能を持っているか、持っていないか?
他人から好かれる人柄か、そうでないか?
美しい外見か、醜い外見か?
そして都会生まれか、田舎生まれか?
経済力や容貌などを変えることは困難だが
生きる場所を変えることは簡単なことだ。
運命を受け入れたくないのであれば、
住民票さえ移せば簡単に都会の市民になれる。

愛国という言葉が独り歩きしているが
愛国とは故郷を愛する気持ちから生まれる。
故郷を愛することの延長が愛国である。
故郷を愛せない人に愛国心があるはずがない。
運命を受け入れるということは
自分が日本人であることを受け入れることである。
日本に生まれたのだから日本を愛する。
それは自然なことだ。
故郷を蔑ろにする人に日本を愛することなどできないはずだ。
自分の存在の根源は故郷にある。
故郷を蔑ろにして見捨てる人は根無し草になるしかない。
都会の中で標準語を話している自分を映す鏡は問いかける。
「それで別人になったつもりなのか?」

もし将来日本という国家が破滅する日が来るとしたら
それは日本中に根無し草が生える時である。


「忙しいとき……」、「思わず方言が出て……」、働く女子が故郷に帰りたくなったとき
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=908014&media_id=60
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