石川県出会いたいo(≧∀≦)oﾜﾗコミュの◎AIで熟したミニトマトを見分けて収穫 IT活用した「スマート農業」紹介するイベント、名古屋で開催 IT技術を活用した「スマート農業」の取り組みを紹介するイベントが、名古屋で開かれました。 愛知県は担い手の減少や高齢化など、農業が抱える課題に対応するためのプロジェクトを2021年から進めていて、12日に開かれたイベントはその一環です。 会場では、ベンチャー企業が開発を進める、AI(人工知能)で熟したミニトマトを見分けて収穫するロボットが紹介されました。 「私も農業自体、育てるのは好きだけど、肉体労働がしたいわけじゃなくて、育てておいしいものを届けるとか、食べてもらっておいしいと言われるのがうれしい。よりもっとおいしいものを作る工夫の時間に使いたい」（トクイテン 豊吉隆一郎 社長） ◎AIを活用し「スマート養殖」 魚の生育状態を触れずに計測、アプリで実用化へ【長崎市】 AI＝人工知能を活用した省力化、「ミエル化」が海の仕事にも広がっています。 人手不足や資金繰りなど養殖業の課題解決に導入されたAI。 大きな期待が寄せられる「スマート養殖」への取り組みを取材しました。 橘湾に浮かぶいけすで養殖されているのは長崎市のブランド魚「戸石ゆうこうシマアジ」です。 体長や重さをチェックするため10匹ほどを網ですくいます。 魚の成長を管理する上で欠かせない作業ですが、人手や時間がかかる上、商品である魚にとっても大きな負担となります。 昌陽水産 村川太一さん 「業者にとっても、魚にとってもダメージ、（触ると）人間だとやけどみたいな感じになる」 この作業を人の手ではなく、人工知能＝「AI」を使い、魚に直に触れることなく計測ができるシステムが開発されています。 長崎市に事業所を置くシステム開発会社「シーエーシー」は、地元の養殖業者や大学などと連携して、2023年3月に実証実験を重ねてきました。 計測には2台の小型カメラを使います。 技術面を担当 コンサルタント会社 青木義充 社長 「目と同じで、左右で立体的に見られるような形、奥行、カメラからどの距離に魚がいるかが分かり、初めて1メートル先に何十センチの魚があるか」 この日は実際にカメラをいけすに沈めて、魚を撮影します。 画像はスマートフォンで確認でき、後日AIに解析させることで、魚の大きさや重さがわかります。 実験ではAIが導き出した数値にどれぐらい誤差があるのかを調べ、正確性をあげていきます。 しかし海の中は刻々と状況が変わるため、画像の認識が難しくなることもあるそうです。 青木義充社長 「（にごって）魚と海の背景の色が混ざると、魚を認識しづらくなる、天気・水の透明度でかなり違う」「画像から魚を認識するときにパターンとしてこういう時はこんな魚だよね、と知識を蓄えていって認識の率を上げていく、トレーニングしていくことである程度は改良は可能だと思っている」 手軽に養殖魚の管理ができるこのシステムは、スマートフォンのアプリとして年内に実用化し、2026年にはサービスとしてスタートさせる予定です。 AIを活用したこの「スマート養殖」で養殖魚の資産としての価値を正確につかめるようになるため、養殖事業者の課題解決につながることが期待されます。 ◎八王子市が生成AI（人工知能）を活用した福祉のオンライン相談窓口「はちココ」の実証実験を始めた。 市は「AI傾聴窓口」として、福祉にまつわる生活の困りごとや悩みを聴き、必要に応じて八王子市が設けている相談窓口を案内する。福祉分野でAIを活用した傾聴の窓口を設けるのは「都内自治体初」とうたう。 傾聴AIアルゴリズムの研究開発などを行っているスタートアップ企業のZIAI（渋谷区）と協定を締結した。今回は同社が提供する傾聴や共感に特化した「対話AIアルゴリズム」を活用し、期間限定でサービスを提供する。実証期間中、八王子市の費用負担はない。