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中華料理コミュの今まで食べて来た台湾料理でもっとも本格的なのはこの店 ↓ https://www.youtube.com/watch?v=S2HWeJNdr2o     ろーばーぷんってナニ?台湾料理の名店で魯肉飯を食べた    【昼めしジプシー】西新宿五丁目・山珍居  とにかく本物の台湾料理です。調布の「台北飯店」(アンヌ隊員のひし美ゆり子の旦那さんが料理長)のように町中華ではありません。  戦後、焼け野原になった銀座で遊ぶことができなくなった小説家たちが集っていたのがこの店。だから2階の座敷には彼らのサインがたくさん壁に貼ってあります。  銀座が再建されて彼らが去ると、今度は小松左京、星新一、筒井康隆らSF作家のたまり場となりました。彼らのサインもあります。  何度もこの店に通ったので顔なじみになり、向こうから年賀状も来るようになりました。  さて、この店で3人の有名人に出会ったことがあります。  最初はコラムニストの泉麻人。昭和に関するエッセイをたくさん書いている人。この時は今のように口ひげはたくわえていませんでした。 https://www.youtube.com/watch?v=6oVzs8Cmhyk  一人で黙々と食べていました。こちらはグラフィックデザイナーの野路健さんと。雑誌の表紙などをマックでデザインしていた人でしたが、今年、年賀状を出したら帰ってきてしまいました。電話も不通。何事もなければ良いのですが。  二度目は自殺した芸人のポール牧。例の調子で、「よっ、〇●ちゃん、来てる?」と、店の人に訊いていました。指ぱっちんはしていなかったけれど。 https://www.youtube.com/watch?v=q90v2G4UzaA  こちらは高校時代の同級生と。NHKの「クイズ面白ゼミナール」の出題者の一人ですが、こいつにはさんざん酒やご飯をおごらされて、最後に嫌な思いをさせられました。 https://www.kawai-juku.ac.jp/.../cur.../teacher/list/cgd/...  三度目は、漫画家の赤塚不二夫。女性と一緒でとにかくいろいろなものを注文していました。驚くべき食欲です。 https://www.youtube.com/watch?v=apTgGZ6JmQ8  こちらより先に彼らは席を立ちましたが、そこには…。 「あら、忘れ物。ハンカチだわ」  こちらが一緒だったジャズボーカル志望の辻知里ちゃんが拾い上げました。彼女はそれを店に届けてあげました。  この知里ちゃん、パナマからの帰国子女ですが、お茶の水のジャズクラブで例のスージー水野氏のライブに、水野氏の知人の人が連れてきて、歌わせてくれと入ってきたのでした。しかし歌がヒドい。ルックスとはうらはらでした。  それでもジャズメンの水野氏などはボーカルはお飾りくらいにしか考えていなかったし、知里ちゃんを連れて来た人がかつてずいぶん世話になったとかで、邪魔者扱いもせずに許してあげたのです。 https://www.youtube.com/watch?v=DkF1-jjkvWE  ちなみに水野氏は社会現象になった『一杯のかけそば』の著者・栗良平の講演会を音楽面でバックアップするために、一緒に全国を回っていた人です。 http://www.midorii-clinic.jp/kyuukei/img/ipainokakesoba.pdf   『一杯のかけそば』 全文 ↑ 興味のある方はどうぞ  この水野氏を世話したという男性、小平市で自動車の新古車販売と修理を営んでいた人で、若い頃にはジャズを歌っていたこともあるのだとか。辻知里ちゃんとはそういう線で知り合ったのでしょう。  損害保険の代理店、それも安田火災(当時)のもしていたというので、私ともたちまち意気投合。水野氏とはもちろん、この男性、そしてサックスの鈴木浩二さん(シャープス&フラッツの花形ソロイストで江利チエミのお気に入り)やピアノの野萩愛ちゃんらと親し気に話している私を、辻知里ちゃんは不思議そうに見つめていました。 「お知り合いになれて光栄です」とも。  シンガーソングライターのコシミハル(越美晴)似の可愛い娘でしたが、とくにどうこうしようとも思わなかったけれど、「お腹がすいた。ラーメン食べたい」と言うので、この山珍居まで連れてきたのです。 https://www.youtube.com/watch?v=qqnELya3eK4  それが後日、「友達にも会ってほしいです」と言うので、知里ちゃんの住む小平市の隣町にある西東京市の「多摩六都科学館」へ出かけて行きました。 https://www.youtube.com/watch?v=8LiTEdC0AmM  りんごのホログラムなどは面白かったです。  そのあと、近くの飲食店で、友達という女性に引き合わされました。食品会社勤めで、おでんの缶詰などを開発した人だそうですが、正直、あまり良い印象ではありませんでした。それはたぶんむこうもそうだったのでしょう。  それ以降、知里ちゃんの態度は一変しました。 「私はウンチクを語る人は嫌いです!」と。  ははあ、これは例の友達になにか入れ知恵されたんだな。  放っておきました。やがて彼女は水野氏のライブにも姿を見せなくなりました。CDを貸していましたが、もういいや。  忘れた頃、知里ちゃんから電話が。 「いろいろとお世話になりました。今は地元のアマチュアバンドで歌っています。お借りしたCDをお返ししたいので、住所を教えていただけますか?」  すっかりしおらしくなっていました。  そして送り返されてきたCDには手紙も添付ついていました。失礼があったらお詫びしたいということ、CDを借りっぱなしにして申し訳なかったこと、今度結婚することになったことなどが書かれていました。  なんだかすがすがしい気持ちになれました。

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今まで食べて来た台湾料理でもっとも本格的なのはこの店 ↓

https://www.youtube.com/watch?v=S2HWeJNdr2o
    ろーばーぷんってナニ?台湾料理の名店で魯肉飯を食べた
   【昼めしジプシー】西新宿五丁目・山珍居
 とにかく本物の台湾料理です。調布の「台北飯店」(アンヌ隊員のひし美ゆり子の旦那さんが料理長)のように町中華ではありません。
 戦後、焼け野原になった銀座で遊ぶことができなくなった小説家たちが集っていたのがこの店。だから2階の座敷には彼らのサインがたくさん壁に貼ってあります。
 銀座が再建されて彼らが去ると、今度は小松左京、星新一、筒井康隆らSF作家のたまり場となりました。彼らのサインもあります。
 何度もこの店に通ったので顔なじみになり、向こうから年賀状も来るようになりました。
 さて、この店で3人の有名人に出会ったことがあります。
 最初はコラムニストの泉麻人。昭和に関するエッセイをたくさん書いている人。この時は今のように口ひげはたくわえていませんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=6oVzs8Cmhyk
 一人で黙々と食べていました。こちらはグラフィックデザイナーの野路健さんと。雑誌の表紙などをマックでデザインしていた人でしたが、今年、年賀状を出したら帰ってきてしまいました。電話も不通。何事もなければ良いのですが。
 二度目は自殺した芸人のポール牧。例の調子で、「よっ、〇●ちゃん、来てる?」と、店の人に訊いていました。指ぱっちんはしていなかったけれど。
https://www.youtube.com/watch?v=q90v2G4UzaA
 こちらは高校時代の同級生と。NHKの「クイズ面白ゼミナール」の出題者の一人ですが、こいつにはさんざん酒やご飯をおごらされて、最後に嫌な思いをさせられました。
https://www.kawai-juku.ac.jp/.../cur.../teacher/list/cgd/...
 三度目は、漫画家の赤塚不二夫。女性と一緒でとにかくいろいろなものを注文していました。驚くべき食欲です。
https://www.youtube.com/watch?v=apTgGZ6JmQ8
 こちらより先に彼らは席を立ちましたが、そこには…。
「あら、忘れ物。ハンカチだわ」
 こちらが一緒だったジャズボーカル志望の辻知里ちゃんが拾い上げました。彼女はそれを店に届けてあげました。
 この知里ちゃん、パナマからの帰国子女ですが、お茶の水のジャズクラブで例のスージー水野氏のライブに、水野氏の知人の人が連れてきて、歌わせてくれと入ってきたのでした。しかし歌がヒドい。ルックスとはうらはらでした。
 それでもジャズメンの水野氏などはボーカルはお飾りくらいにしか考えていなかったし、知里ちゃんを連れて来た人がかつてずいぶん世話になったとかで、邪魔者扱いもせずに許してあげたのです。
https://www.youtube.com/watch?v=DkF1-jjkvWE
 ちなみに水野氏は社会現象になった『一杯のかけそば』の著者・栗良平の講演会を音楽面でバックアップするために、一緒に全国を回っていた人です。
http://www.midorii-clinic.jp/kyuukei/img/ipainokakesoba.pdf
  『一杯のかけそば』 全文 ↑ 興味のある方はどうぞ
 この水野氏を世話したという男性、小平市で自動車の新古車販売と修理を営んでいた人で、若い頃にはジャズを歌っていたこともあるのだとか。辻知里ちゃんとはそういう線で知り合ったのでしょう。
 損害保険の代理店、それも安田火災(当時)のもしていたというので、私ともたちまち意気投合。水野氏とはもちろん、この男性、そしてサックスの鈴木浩二さん(シャープス&フラッツの花形ソロイストで江利チエミのお気に入り)やピアノの野萩愛ちゃんらと親し気に話している私を、辻知里ちゃんは不思議そうに見つめていました。
「お知り合いになれて光栄です」とも。
 シンガーソングライターのコシミハル(越美晴)似の可愛い娘でしたが、とくにどうこうしようとも思わなかったけれど、「お腹がすいた。ラーメン食べたい」と言うので、この山珍居まで連れてきたのです。
https://www.youtube.com/watch?v=qqnELya3eK4
 それが後日、「友達にも会ってほしいです」と言うので、知里ちゃんの住む小平市の隣町にある西東京市の「多摩六都科学館」へ出かけて行きました。
https://www.youtube.com/watch?v=8LiTEdC0AmM
 りんごのホログラムなどは面白かったです。
 そのあと、近くの飲食店で、友達という女性に引き合わされました。食品会社勤めで、おでんの缶詰などを開発した人だそうですが、正直、あまり良い印象ではありませんでした。それはたぶんむこうもそうだったのでしょう。
 それ以降、知里ちゃんの態度は一変しました。
「私はウンチクを語る人は嫌いです!」と。
 ははあ、これは例の友達になにか入れ知恵されたんだな。
 放っておきました。やがて彼女は水野氏のライブにも姿を見せなくなりました。CDを貸していましたが、もういいや。
 忘れた頃、知里ちゃんから電話が。
「いろいろとお世話になりました。今は地元のアマチュアバンドで歌っています。お借りしたCDをお返ししたいので、住所を教えていただけますか?」
 すっかりしおらしくなっていました。
 そして送り返されてきたCDには手紙も添付ついていました。失礼があったらお詫びしたいということ、CDを借りっぱなしにして申し訳なかったこと、今度結婚することになったことなどが書かれていました。
 なんだかすがすがしい気持ちになれました。