Java勉強会コミュのAI搭載ドローンは赤外線で人を検知 有人地帯飛行の配送「安全」 福島・南相馬のイームズ 新エネルギー・産業技術総合開発機構（NEDO）やドローン開発・販売を手掛けるイームズロボティクス（福島県南相馬市）などは同市などでAI（人工知能）を搭載した小型無人機（ドローン）を使った荷物配送の実証実験を行い、有人地帯でも安全に配送できることが確認できたと18日、発表した。今後は飛行実績を蓄積するなどして機能を検証する。 実験は11日に相馬、南相馬の両市で実施した。佐川急便相馬営業所（南相馬市）と柚木公会堂（相馬市）の約1．5キロの区間で、荷物を載せたドローンを飛行させた。ドローンに搭載したAIが飛行中に人を検出した際に自動で停止したり、人がいなくなると自動的に飛行を再開したりするなど、物流現場などでの自律運搬に向けたドローンの機能と安全性を確認できたという。 ドローンは通常、オペレーターが地上から遠隔で監視や操作を行うが、自律運航による配送は人や車両などへの衝突リスクが伴うため、安全性の確保が課題となっている。同社などは安全な飛行技術の研究開発を進め、少人数で配送できる物流の実現を目指す。