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Java勉強会コミュの「Python Script」 Python ScriptとPythonは別物という事ではなく「Python Script = Python」と認識して差し支えないという事です。 これを理解するのに必要な単語が2つあります。それはスクリプトとコンパイルです。 コンパイルとは、人間が書いたコードを機械が読み取れる言語に変換する事を言います。コンパイルされたデータを読み込む事で、機械は処理を実行できるようになります。 また、スクリプトとは記述してすぐ実行できる、人間がコンパイル処理を意識しなくても良いプログラムの事を指します。 Pythonはインタプリタ言語というスクリプト言語(コンパイルを意識しなくても良い言語)の一種なので、「Python Script = Python」という解釈で良いという訳です。 Python Scriptの利点は、なんと言ってもPythonの知識があればすぐに書ける点です。他のスクリプトを書く際はやはりそれ用の言語を覚える必要がありますが、Python ScriptはPythonの書き方でそのまま実現出来ます。 もちろん他のスクリプト言語を覚えるのも良いですが、「Python Scriptを書ける=Pythonが書ける」という意味では、より技術向上に工数をかけられるのです! Python Scriptの実行方法 事前準備 Python環境のインストールがまだの方は、以下の記事を参考にしてみてください。 Pythonのインストール方法をOS別に解説(Windows・Mac・Linux) 一般に用いられているPythonスクリプトの書き方のパターンは概ね以下の4つに分類できます。 パターン摘要1逐次型即興用2関数+実行文パターン パターン1:逐次型 単純に上から下に逐次実行するパターンです。処理と同じ順序でコードを読めるのでわかりやすいです。単に今回の処理だけなら、このパターンで十分です。 パターン2:関数+実行文 パターン1のコードの一部を関数にまとめたパターンです。関数は先に定義しておき、実行部分はその後に書きます。Pythonは上から下にプログラム文を解釈するので、先に定義しないと関数を呼び出しできません。 パターン1を、機能そのままにコードの意味が理解しやすくなるように書き換えたパターンです。このようなコードの再構築を「リファクタリング」と言います。以下のように、意味のわかる名前の関数にまとめることで、コードの理解だけでなく修正も簡単になります。 パターン3:main()関数 実行部分のコードをmain()関数で括るパターンです。こうすることで、変数の定義はすべて関数の中で行われるので、上記の潜在的な危険性は回避されます。 プログラムの処理はすべて関数にまとめ、main()関数を必ずプログラムの最後で呼び出します。 パターン4:インポート時の実行回避あり スクリプト内の関数を、他のプログラムからも再利用したい場合にこのパターンを用います。パターン3のままで他のプログラムからインポートして読み込むと、最後のmain()が実行されてしまいます。それを回避するためにif __name__ == '__main__':のブロックにmain()を入れます。

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「Python Script」

Python ScriptとPythonは別物という事ではなく「Python Script = Python」と認識して差し支えないという事です。

これを理解するのに必要な単語が2つあります。それはスクリプトとコンパイルです。

コンパイルとは、人間が書いたコードを機械が読み取れる言語に変換する事を言います。コンパイルされたデータを読み込む事で、機械は処理を実行できるようになります。

また、スクリプトとは記述してすぐ実行できる、人間がコンパイル処理を意識しなくても良いプログラムの事を指します。

Pythonはインタプリタ言語というスクリプト言語(コンパイルを意識しなくても良い言語)の一種なので、「Python Script = Python」という解釈で良いという訳です。

Python Scriptの利点は、なんと言ってもPythonの知識があればすぐに書ける点です。他のスクリプトを書く際はやはりそれ用の言語を覚える必要がありますが、Python ScriptはPythonの書き方でそのまま実現出来ます。

もちろん他のスクリプト言語を覚えるのも良いですが、「Python Scriptを書ける=Pythonが書ける」という意味では、より技術向上に工数をかけられるのです!

Python Scriptの実行方法

事前準備

Python環境のインストールがまだの方は、以下の記事を参考にしてみてください。

Pythonのインストール方法をOS別に解説(Windows・Mac・Linux)


一般に用いられているPythonスクリプトの書き方のパターンは概ね以下の4つに分類できます。

パターン摘要1逐次型即興用2関数+実行文パターン

パターン1:逐次型

単純に上から下に逐次実行するパターンです。処理と同じ順序でコードを読めるのでわかりやすいです。単に今回の処理だけなら、このパターンで十分です。

パターン2:関数+実行文

パターン1のコードの一部を関数にまとめたパターンです。関数は先に定義しておき、実行部分はその後に書きます。Pythonは上から下にプログラム文を解釈するので、先に定義しないと関数を呼び出しできません。

パターン1を、機能そのままにコードの意味が理解しやすくなるように書き換えたパターンです。このようなコードの再構築を「リファクタリング」と言います。以下のように、意味のわかる名前の関数にまとめることで、コードの理解だけでなく修正も簡単になります。

パターン3:main()関数

実行部分のコードをmain()関数で括るパターンです。こうすることで、変数の定義はすべて関数の中で行われるので、上記の潜在的な危険性は回避されます。

プログラムの処理はすべて関数にまとめ、main()関数を必ずプログラムの最後で呼び出します。


パターン4:インポート時の実行回避あり

スクリプト内の関数を、他のプログラムからも再利用したい場合にこのパターンを用います。パターン3のままで他のプログラムからインポートして読み込むと、最後のmain()が実行されてしまいます。それを回避するためにif __name__ == '__main__':のブロックにmain()を入れます。