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『日暮し』を語る会コミュのステレオ雑誌のバックナンバーに再発の記事が載っていた。 「日暮し」が活動していた時期、私が聴いていたのは、今ではとっくに死語となった、ブリティッシュプログレハード、YES・Pink Floyd ・King Crimson・Led Zeppelin ・Deep Purple 等で、邦楽ではユーミンくらいか。 ただ、オーディオ雑誌とFM雑誌は、当時から買っていたので、彼らの名前は頭の隅に残っていた。 アマゾンでの発売を見て、試聴後即、「記憶の果実」のLPを購入した。理由は、第一にジャケット。次が音質。 「ありふれた出来事 (UHQ-CD仕様)」のレビューに書かれているように、CDでは音質に不安が有った。 ジャズやクラシックではそうでもないが、邦楽のリマスター・再発盤は、殆ど、高域と低域を強調した物が多い。 レコードであれば、カートリッジの交換や、フォノイコライザーの設定で、自分好みの音に近づける事が可能だ。 「ありふれた出来事」のLPを購入後に、CDを全て購入したが、予想通り、「UHQ-CD仕様」の2枚に限り音が悪い。 ほぼ全てのファクターでLPがCDを上回っている。 特に、ヴォーカルの質感は、圧倒的な差があった。 となれば、上記の2枚については、複数枚を揃えなければならない。 理由は、男性の平均年齢まで生きたとしても、私の場合すでに、20年を切っている。 死ぬまで、「ありふれた出来事」と「記憶の果実」のLPを良い音で聴くために、それぞれ4枚と6枚購入した。 最後に、「日暮し」のアルバムを全て聴いて思った事。 デビューから3rdまでは、所謂70年代フォークだが、「ありふれた出来事」と「記憶の果実」は、プロデューサーが違うとここまで変わるのかと、びっくりする程極上のポップアルバムに仕上がっている。 楽曲の素晴らしさはもちろんだが、これを際立たせているのが、榊原尚美のヴォーカル。 私は、ジャズ・クラシックを主に聴いているが、これ程のヴォーカリストは、そう多くはいない。 2枚とも名盤であるが、特に「記憶の果実」、この作品が発売当時、殆ど日の目を見ずに埋もれてしまったとは、到底理解しがたい。 それにしても、リアルタイムで聴きたかった、ライブを見たかったと、今になって後悔するばかり。

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ステレオ雑誌のバックナンバーに再発の記事が載っていた。

「日暮し」が活動していた時期、私が聴いていたのは、今ではとっくに死語となった、ブリティッシュプログレハード、YES・Pink Floyd ・King Crimson・Led Zeppelin ・Deep Purple 等で、邦楽ではユーミンくらいか。

ただ、オーディオ雑誌とFM雑誌は、当時から買っていたので、彼らの名前は頭の隅に残っていた。

アマゾンでの発売を見て、試聴後即、「記憶の果実」のLPを購入した。理由は、第一にジャケット。次が音質。

「ありふれた出来事 (UHQ-CD仕様)」のレビューに書かれているように、CDでは音質に不安が有った。

ジャズやクラシックではそうでもないが、邦楽のリマスター・再発盤は、殆ど、高域と低域を強調した物が多い。

レコードであれば、カートリッジの交換や、フォノイコライザーの設定で、自分好みの音に近づける事が可能だ。

「ありふれた出来事」のLPを購入後に、CDを全て購入したが、予想通り、「UHQ-CD仕様」の2枚に限り音が悪い。

ほぼ全てのファクターでLPがCDを上回っている。
特に、ヴォーカルの質感は、圧倒的な差があった。

となれば、上記の2枚については、複数枚を揃えなければならない。

理由は、男性の平均年齢まで生きたとしても、私の場合すでに、20年を切っている。
死ぬまで、「ありふれた出来事」と「記憶の果実」のLPを良い音で聴くために、それぞれ4枚と6枚購入した。

最後に、「日暮し」のアルバムを全て聴いて思った事。

デビューから3rdまでは、所謂70年代フォークだが、「ありふれた出来事」と「記憶の果実」は、プロデューサーが違うとここまで変わるのかと、びっくりする程極上のポップアルバムに仕上がっている。

楽曲の素晴らしさはもちろんだが、これを際立たせているのが、榊原尚美のヴォーカル。

私は、ジャズ・クラシックを主に聴いているが、これ程のヴォーカリストは、そう多くはいない。

2枚とも名盤であるが、特に「記憶の果実」、この作品が発売当時、殆ど日の目を見ずに埋もれてしまったとは、到底理解しがたい。

それにしても、リアルタイムで聴きたかった、ライブを見たかったと、今になって後悔するばかり。