2008年、3月に行われたSearchin'から十分に時は経った。
ThinkTankはじめ、4thFingerの乱入によってQuietStormことロバートさんの、音と、人柄と、ドレッドと、その全てがイカしたクールガイであり、紳士であり、フレンドシップに基づいた音楽のリアリティをまのあたりにして、震えるやら酔っ払うやらスクラッチするやら・・・
しかし過去の記憶に逃げ込んではいられない。
新しい一歩は、OILWORKSの参加によって作られる。
ニューアルバム、”SpringBreak"の発売、それに伴うツアーによって今最も多忙を極めているアーティストが、Searchin'への参戦を快く承諾してくれた。当日はOliveOil、PopyOilによる音と映像による血の鬩ぎ合いがみられるだけではない。同じく福岡よりはるばる参戦する、Nufftyがさらなる怒号を生み出す。その様子を想像して欲しい。
さらには御馴染み鎮座Dopenessが装いも新たに、HagureticEmcee’sとのタッグを組んで参戦!
鎮座はクラブに生息する深海魚のようだと言ったのは、1オーディエンスであり、鎮座ファンであり、見るたびに笑顔で溢れる、Searchin’オーガナイザこと僕だが、彼らの生き生きとしたヴァイブスを感じるには地下がもってこいだと思う人は少なくないはず。
ゲストだけに頼っているイベントではない。当然Searchin'レギュラーメンバーも3ヶ月間という時間の中で、磨きに磨いたビート、MC、スクラッチを胸に、ずんむと立ちはだかる。
そこで繰り広げられるリアリティを心に刻みに来て欲しい。