去年の終わりあたり、近所を走っていたら、降りてきたんです。
俺の中で生まれるわけのわかんない言葉の存在理由。
『イグノフォン』
そう俺の中に響いた。
俺がその振動に質問を投げかけると(それはどういう意味ですか?って)、それは「お前が扱う響き。意味が込められた形。」と、返事が返ってきたのです。
前作、シングルの「スプーン」でも、Lumoで俺語全開で歌っていたけど、それにも大きな意味があったんだ。
ニュアンスとしてでしか伝えることはできなかったんだけど、あのフレーズに俺はメッセージをたくさん込めたつもりです。
つーか、そもそも言葉はとても不完全だ。
伝えたいことをどれだけ伝えられるのかもよくわかんねー。
俺は日本人だから、やっぱり母国語で基本は歌いたいと思ってます。
けど何よりそれ以上にもっと伝えたいことを伝えたいし、何より自分の感覚で歌いたいと強く思ってる。
そういうことで、前回のシングルから造語で歌ったりしていたんだけど、それにもちゃんと意味があったって教えられた。
それが『イグノフォン』ね。
2006/3/15 (水) HOZZY
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