ファビオ・グロッソ

「超攻撃型サイドバック -Fabio Grosso-」

2001年に当時セリエC2のキエーティから当時セリエAのACペルージャへステップアップ。ペルージャ時代にマウロ・ミラネーゼに右サイドバックのポジションから追いやられ、左サイドへとコンバートされたことによりその才能をさらに開花させた。 パレルモに移ってからはルカ・トニらと共にクラブの躍進に貢献した。
イタリア代表初召集は2003年。マルチェロ・リッピ監督に重用され、2006年のワールドカップドイツ大会ではレギュラーの座を掴んでいる。準決勝のドイツ戦では、チームを決勝戦へと導く先制ゴールを決め、優勝の原動力となる大活躍を見せる。
しかし、その活躍でようやく掴んだインテルでプレーするというチャンスは、ワールドカップの疲れによるコンディション不良から本領を発揮することはできず終わった。2007-08シーズンからはバルセロナに移籍したアビダルの代わりにリヨンで左サイドを任されている。度重なる怪我にも悩まされているが、それでも、相変わらずリッピからの信頼は厚い。そんな彼は、09-10シーズンついに場所をユベントスに移動させた。イタリアでの彼の評価はまだまだ高い。ユベントスの弱点とも言われたサイドバックで、彼の実力が発揮されることを期待しよう。
そして、こんな彼を応援し続けよう！

【プレースタイル】
190cmの長身ながら、精度の高いロングパスとフリーキックが魅力のサイドプレーヤー。
左サイドからのセンタリングの精度は天下一品である。

【プロフィール】
Fabio Grosso
ﾌｧﾋﾞｵ ｸﾞﾛｯｿ
生年月日: 1977/11/28
出身地: Roma
国籍: Italy
身長: 190 cm.
体重: 82 Kg.
ポジション: ディフェンダー
背番号: 11

【経歴】
1994-1998 レナト・クーリ
1998-2001 キエーティ
1999 テラモ
2001-2003 ペルージャ
2004-2006 パレルモ
2006-2007 インテル
2007-2009 リヨン
2009- ユベントス

【関連】
・HP：http://www.olweb.fr/index.php?lng=en&j=1692&pid=201002