- 詳細 2011年6月1日 22:24更新
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現代では、桜というと、誰もかも、どこもかしこも
「染井吉野」。
ここは、染井吉野を快く思わぬ人のコミュニテー。
櫻男・笹部新太郎氏は、
「染井吉野は気品が無い。山桜を結城とすれば、
里桜は縮緬、染井吉野はせいぜいスフ」と。
櫻守・佐野藤右衛門氏は、
「どれも同じで個性の無い染井吉野は嫌いです」と。
桜の大家が揃って退ける「染井吉野」。
「染井吉野」を好かぬという方は、
是非ご入会下さい(合掌)
【染井吉野】
江戸彼岸と大島桜の雑種とされ、江戸後期に人工的に作出された品種。里桜系統。
病害虫に強く、成長が早いといういことで、
多く植樹されたが、近年になって、その生態の詳細が明らかになってきた。
寿命は長くてせいぜい百年。
山桜系統の千年〜数千年(？)、
一般の里桜系統の五百年という寿命に比べるとひどく短命であると言える。
はっきり言うて「たぁけ花(笑)」である。
染井吉野。
これは、花の姿が非常に悪しうある。
花がつきすぎて全体的に喧しいのである。
その花も、どこか面白みの欠けたドボーンとした姿である。
花特有の、生命力の輝きに乏しいのである。
これはよろしくない。
強いて、染井吉野の美点を挙げるとすれば、それは「白痴美」とでも言うべきものであると思う(笑)
まぁ、普通に綺麗なんですがね。
でも、在来古種の花々に比べると、その美しさは格段に劣るものであります。
皆さん、来春、とくと観察下さい。
染井吉野と他の桜とを…。
並べて比すれば一目瞭然でありますよ。
画像の桜は江戸彼岸です。
もっと言えば、近江国、海津にあります
「清水(ショウズ)の桜」と呼ばれておる古桜であります。
