昔から京都は「着倒れ」、そして大阪は「食い倒れ」といわれます。この「食い倒れ」とは?
広辞苑には次のようにあります。『飲み食いに贅沢して貧乏になること』
大阪は他の地域に比べて海の幸、山の幸に恵まれています。
大阪湾や瀬戸内海の新鮮な魚介類、また、畿内では昔からよい野菜がたくさん作られていました。
これらが、目の前に出揃うわけですからたまったものではないですね。つい買って食べてしまう。ただ、それは贅沢な高級なものばかりをたべていたわけではないんです。
そんなことしたらまさに「食い倒れ」てしまいます。あくまでもその家の家計に合わせて、その時期のおいしいものを買うんです。
また大阪の人は、ものを味わうことに大変熱心で、食材を大切に扱い、とにかく無駄を出さず、極力捨てるということをせず、上手に料理をしてしまうんです。
料理屋ならお客をうならせるためには技に磨きをかけてお客をうならせる料理を作る。「食い倒れ」という言葉のなかには、このような意味と大阪人の気持ちが含まれているんだと思います。
では昔ながらの美味しい料理を食べさせてくれるB級の食べ物屋さんの食い倒れツアーにご参加ください。
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