1971年にSONYが開発したビデオカセット規格「U-matic」
50〜60年代のオープンテープ形2インチVTRと比較して、圧倒的なコンパクトさと取扱の容易さを武器に、旧来のフィルムからENG(Electronic News Gathering)へ、現在の撮影スタイル(*1)になったのもこの規格あってこそである。
カセットはスタジオ用のスタンダード(KCA)と、ポータブル用スモールカセット(KCS)の2種類。
一般的なスタジオ用デッキはどちらのテープもそのまま挿入できる構造。
テープそのものは3/4インチ幅で、最大記録時間は、
KCSカセットで20分、KCAカセットで60分収録。
1986年頃にはSP規格も発売。独特の甘い感じの画から、しゃきっとした画になった。
当初はSONYやVictor、松下等から家庭用として発売されるも、普及に至らず。
放送業務用(*2)として使用された他、医療分野など多方面で活躍した。
通称名『シブサン』、テープ幅を指してこう呼ばれる事が多い。
CDのマスタリング用途でも同規格のテープを使用していたが、PMCDの普及により最近ではあまり見かけなくなったようです。
残念ながら、技術は日々進歩しており、よりコンパクトに、より高画質にといった現場の需要にあわせ新しいフォーマットが生まれ、現在この規格をメインで使用される事は全くといっていいほど無くなってしまいました。
*1:現在行なわれているカメラ一体型VTRによる収録では無く、カメラとVTRをケーブルで結んで使用する。
俗に言うひも付き収録。
このためビデオデッキを担ぐ担ぎ役が必要であり、VE(Video Engineer)とかっこよい肩書きが付いたが、実態は荷物持ち。予算が無ければカメラマンにデッキも担がせていた。
メーカーもこれを想定した短尺のケーブルを用意。
が、同時に劣悪な作業環境を提供するに過ぎなかった。
当時は、デッキやカメラの重量に加え、バッテリーシステムには鉛電池を使用しており、使用者の負担になっていた。
*2:放送業務用といっても、TBC(Time Base Corrector)を使用しなければジッター(映像の揺らぎ)が目立ち、送出用途には耐えられなかった。
当コミュでは以下のような方の参加をお待ちしております。
・昔は使ってたんだよね〜
・テープだけならウチにもあるよ!
・会社のスタジオの隅にホコリ被ってるけど…
・ウチでは現役ですっ!(居ないか?!)
・でっかいテープに憧れる。
・『シブサン』と聞くとウットリする。
・左右のリールが逆回転!
・床に赤いキャップが散乱。(正式名称ってなんだっけ?)
・当然リニア編集!
・古い物に興味あり。
・そもそも何?(笑)
一つでもピンときたら、
http://
現在、激しく放置中!(汗)
ビミョ〜なコミュですがよろしかったらどうぞ。