1995年1月に満を持して出版された富士見ファンタジア大賞初受賞作。未完で、どう見ても続きものの第一作目なのにそんなことは全て吹き飛ばしての受賞。
作者曰く「基本路線は『がんだみゅ』と『らぴた』」だそうだが、そんなことはどうでもいい。
解説の火浦功曰く「小説の戦闘力50万」という言葉を信じるべし。
そして作者滝川羊は伝説的なこの一作を残して小説界から消える。続きが書けなかったからだろうが、早10年の月日は重く哀しいものである。
というわけで、風の白猿神(ハヌマーン)を愛する人は是非、連名を(´▽`)