昭和51年大阪府生まれ。
杉野強は大阪出身。小学校三年生より野球を始め中学校入学時より、プロを目標に頑張るが、中学三年で腰を痛めやむなく野球をやめざるをえなくなった。
その頃、長渕剛の魂を込めた歌に心を動かされシンガーとしての志を立てストリートミュージシャンとして大阪を起点に歌いだす。
21才の4月に上京し新宿でストリートミュージシャンとして歌っているところを美樹克彦氏との出会いで「翼は折れても」(プライベート盤)という企画CDで歌を歌う。
この「翼は折れても」はプロ野球の過去の大事件
黒い霧事件で永久追放された池永正明氏の復権を願う
鎮魂歌である。
池永正明氏は当時先輩から
事情を知らずに預かってくれと言われた現金を
保持していた。当時の事件に関わったプロ野球選手は
全て永久追放となり、池永氏も当然の如く永久追放された。
プロ野球に詳しい方ならご存知だろうが
当時の西鉄ライオンズ(現在の西武ライオンズ)の池永正明は永久追放されていなければ間違いなく300勝はしていたであろうと言われる剛球投手であった。
実働6年、238試合登板、92完投、24完封勝、103勝65敗、勝率.613、1477.1投球回、793奪三振、458失点、388自責点、防御率2.36
野球が分かる人ならこの数字を見たら凄さが分かる筈です。
その追放された日は杉野強の誕生日である5月25日。
野球を断念し、真実を聞かされた杉野強には自分に少なからずリンクする池永氏のこの事件が解決するまで
唄い続けるという信念で唄い続けた。
そして2005年多数の人の物凄い運動などにより
ついに35年振りに永久追放は解かれて復権に至る。
彼は「何より池永さんの復権が先。自分の本格的な活動はその後に」と5年間永久追放が解かれるかどうか分からない池永正明氏の為に2000年から全国各地で唄い続けた。男の中の男である。
そして晴れて2006年4月7日に「親父俺だよ」で
念願のメジャーデビュー。
売上至上主義で中身の無い唄が売れる昨今
お世辞にも上手いとは言い切れない彼の唄。
しかし彼が放つ泥臭い腹の底からの魂の叫びを心に届けるチャンスがついに訪れた。
杉野強を応援するって人は集まれ!!!!
杉野強所属先
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