塚越寛之によるソロプロジェクト。
サンプリングや生楽器、電子音などのさまざまな素材の徹底的な加工/編集から、緻密かつ屹立したサウンドを作り上げる。多ジャンルの音楽に影響を受けた自分+コンピューターを一種の通過装置/フィルターととらえ、そこを過ぎる音たちの偶発的生成や軋轢の行く末に耳を傾け、形を与える。
涼音堂に届けられるデモの中からPsysExの糸魚健一にその才能を見いだされ『ウォーター・グリーン』(2003年7月発売)への参加を皮切りに、クラブキングの実験的サウンドプロジェクト『sound-tote』(2003年9月発売/CD-2003A)にもスノーエフェクト、PsysExとともに参加するなど精力的に活動を行う。1st『paddle』(2003年12月発売)発表後heprcam、cinq、oriental Homeward、Oto-graph等へ原曲を圧倒するリミックスワークを展開、『paddle』収録曲『SwNH』はTBSテレビ『世界遺産』BGMにも採用され、天才的新人としての評価を不動のものとする。2005年4月セカンドアルバム『Light court』発売。2006年には三菱ふそうの地球にやさしいテクノロジーのCM音楽も手掛ける。2006年9月にはいよいよ3rd『Velvet tiny globe』が発売。今最も注目される空間系電子音楽アーティストの一人。
from 涼音堂茶舗(公式HP)
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