晩年の大伴昌司の構成による2冊の本。1971年と72年、「帰ってきたウルトラマン」「ウルトラマンA」放映に合わせて発行され、その後もグラビアや装丁を替えて再発されている。
小学館の入門シリーズの中にあって、何を入門するのか謎だが、読者の少年少女には絶大なインパクトを与えた。
「怪獣は後から出てくるやつほど強い」というゼットンの解説、「エビの味がする」というツインテールの設定(MATの最新データによる)などの名調子、夢の怪獣対決、怪獣の平和利用法などの与太、「ふくろ」だらけの怪獣図解…胡散臭くて夢のある記述の数々。
データだけならもっと詳しくて正確な怪獣図鑑は幾らでもあるけれど、ウルトラ怪獣の本と言えばやっぱりコレ!
※ mixi事務局が以前あったコミュを消去してしまったのでもう1回作りました。