田辺元【1885-1962】
われらが第2の哲学者(下村寅太郎談)
当初は数理哲学・科学論の研究からその学問的歩みをはじめ(ここは西田と一緒ですね)、のちにへーゲル・現象学の研究に進む。ハイデガーとも密接な親交を結ぶ。
当初は西田支持派だったが、論文「西田先生の教えを仰ぐ」以降には厳しい西田哲学の批判者となり、後に「<種>の論理」を提唱。日本の敗戦後、その立場を180°方向転換させて「懺悔道の哲学」をはじめとする「絶対他力」の宗教哲学にシフトチェンジ。(この間の経緯については家永三郎『田辺元の思想史的研究』氷見潔『田辺元の宗教哲学研究』参照)
昔昔、彼女と晩年の田辺が過ごした北軽井沢の山荘に
行ってきました(笑)
#哲学的能力は西田よりも上なのですが、人格にだいぶ問題があったみたいですね。ケッペキ症。
お手伝いさんがついていけなくて何度も辞めたそうです(笑)
#最近の研究ではレヴィナス研究家合田正人先生の「種の論理批判序説」(『現代思想』)、港道隆氏「自己犠牲と思弁」(『現代思想』)中沢新一『フィロソフィア・ヤポニカ』(集英社)、伊藤益『愛と死の哲学』(北樹出版)、細谷昌志『田辺哲学と京都学派』(昭和堂)などなど。
【田辺元略歴】
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