Nitro Microphone Undergroundの一員として多忙を極めるDELIと、彼の旧知であるビートメイカーのYAKKOからなる“水瓶座”の意を持つプロデュース/ラップ・チーム、AQUARIUS。
♥♦YAKKO for AQUARIUS♦♥
'90年代初めから、地元柏を拠点に千葉県内のクラブでDJとしての活動を開始。ラップ/ダンスなどHIP HOPカルチャーのあらゆる要素を経験し、トラック制作に徐々に没頭してゆく。旧知のラッパーDELIとの再会によってプロデュース・チームAQUARIUSを結成し、その才能が開花。
その後のアンダーグラウンド・ヒップホップ・シーンでの目覚ましい活躍によって、広くその名を知らしめていく。日本が誇るアンダーグラウンド・ヒップホップのトップ・ランカー"NITRO MICROPHONE UNDERGROUND"(オリコン最高4位)、およびそのメンバーであるDABO, S-WORD, DELI, XBS, SUIKEN, BIGZAMからキングギドラに至るまで数々の日本語ヒップホップの重要作品を手掛け、リスナーはもちろんアーティストたちから絶大なる信頼を得ている。
一方、"アジアの歌姫"安室奈美恵のプロジェクト"SUITE CHIC"のシングルや椿の楽曲プロデュースなどJ-POP作品も手掛け業界の話題を呼ぶ。徹底的にHIP HOPでありながらも、同時に独特の哀愁溢れるポップ・センスを持ち合わせたその新しい才能は、マス・マーケットにおいても新鮮な感動をもって受け入れられ、ますます広くその評判を高め、熱い注目を浴びている。
また原点であるDJとしての活動も全国各地のパーティーで活発に行っており、今夏からは渋谷HARLEMでの定期イベント"BIG WEDNESDAY"も順調にスタートさせ、プロデュース・ワーク同様ハードコア/ポップの絶妙なバランスの選曲で全国のフロアを揺らし続けている。
そして'05年、ついにソロ・アーティストとして華々しくデビューを飾る。
"SUITE CHIC"のプロデュース・ワークで見せた新しい和製R&Bとも言うべき斬新な音使いを武器に、"歌もの"に本格的に取り組むソロ・プロジェクトとしてJHETTを始動。J-POPシーンの台風の目となることが期待される。
♥♦DELI for AQUARIUS♦♥
NITRO MICROPHONE UNDERGROUND の特攻隊長の異名をとる DELI。その DELI が RAP を始める以前に地元千葉で出会った YAKKO。やがて RAP を始めた DELI に巻き込まれるように YAKKO も本格的にトラックメイカーとして活動を始める。
最初の2人のレコーディングは DELI の "BURNIN'"。2000年2月にインディーからのヴァイナル・シングルとしてリリースされたこの曲は、数ある DELI のレパートリーの中でも人気の高いナンバーである。DELI はその後 "BURNIN'" を含むアルバムその名も "AQUARIUS" を、大部分を YAKKO との共同作業によって完成させる。この頃から DELI は NITRO MICROPHONE UNDERGROUND に関わり始め、その後の NITRO 周りの過熱ぶりは現在まで至っている。天性のハイ・トーン・ヴォイスとアグレッシブなフロウ、ライブでの驚愕に値する安定したパフォーマンスによって、HIP HOP HEADS はもちろんのこと、ロックのフィールドからの支持も非常に高い。
一方、"AQUARIUS" での独特のメロディ・センスと凝縮された HIP HOP エッセンスによって HIP HOP シーンにその才能を広く知らしめた YAKKO は、時に単独で(この場合の表記は YAKKO for AQUARIUS)時に DELI と共に(この場合のみ AQUARIUS と表記される)NITRO、SUIKEN、DABO、XBS などをプロデュース。根底に流れる哀愁感溢れるメロディと、その時々の最新の HIP HOP TRACK のエッセンスを消化して構築されたトラックは HIP HOP HEADS に止まらず、幅広く人を魅了する。安室奈美恵の変名プロジェクト SUITE CHIC のシングル "UH...UH..." では Michico とタッグを組み初のウタ物にも挑戦し、今では HIP HOP / POP 問わず今後最も期待されるトラックメイカーの一人と目されるようになった。
そして、
遂にふたつの最高クラスの才能がひとつのマスターピースを完成させた。
困ったときには