時は幕末、1865年。尊王攘夷論を唱えて土佐勤王党を結成し、土佐藩を率いた志士・武市半平太(錦戸亮)は投獄された後、主君への不敬罪で切腹を命じられる。
覚悟を決め、刀を腹に突き付ける半平太。
ところが……次の瞬間、半平太は自分が生きたまま、田舎道のど真ん中で寝ていることに気づいて呆然とする!
しかも、幕末の日本には存在し得ない軽自動車が、背後から迫ってくるではないか!!
そう、切腹したはずの半平太はどういうわけか、平成の世にタイムスリップしていたのだ――。
同志が手引きして、自分を救い出してくれたのだと勘違いした半平太は、必ず土佐に戻ると決意。
ところが、彼が今いるのは150年後の片田舎「神里村」。
もちろん、帰る術などない…。
幕末の世で自分が排除しようとしていた西洋文化にまみれる周囲の状況に、ただただ憤りと驚きを覚えるしか、今の半平太にはできなかった。
一方、サムライの格好をした不審人物の出現に、現代の村人たちもオロオロするばかり…。
そんな中、通報を受けた「神里村役場」生活支援課の職員・佐伯晴香(比嘉愛未)は、スーパーに迷い込んだ半平太のもとへ駆けつけ、ひとまず事情を聞くことに。
だが、未だタイムスリップしたことを自覚していない半平太は、獄中への逆戻りを恐れ、その場から逃げ去ってしまう。
獄中生活で体力を失っていたこともあり、すっかり疲弊してしまう半平太。
そんな彼がたどり着いたのは、佐伯真人(森本レオ)が自宅で経営している子ども向けの私塾だった。
幕末の志士である「武市半平太」だと名乗るおかしな男に、真人と一緒に暮らす孫の晴香と寅之助(藤井流星)は当然のごとく、不信感をあらわに!
ところが、真人はなぜか半平太の話に理解を示し、自宅で面倒を見ることにする。
(テレビ朝日/金曜午後11:15〜)
【登場人物】
武市 半平太(たけち・はんぺいた)………錦戸 亮
佐伯 晴香(さえき・はるか)………比嘉 愛未
佐伯 寅之助(さえき・とらのすけ)………藤井 流星
赤城 サチコ(あかぎ・さちこ)………黒島 結菜
篠原 理央(しのはら・りお)………石田 ニコル
小見山 喜一(こみやま・きいち)………梶原 善
楢崎(ならさき)実は坂本竜馬(さかもと・りょうま)………神木隆之介
佐伯 真人(さえき・まこと)………森本 レオ
【公式サイト】 http://
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