神谷バーとは、東京都台東区浅草にある、日本最初のバー。
電気ブランで有名。
神谷商事株式会社が運営する。
浅草の文豪たちにも愛された。
住所
東京都台東区
浅草一丁目1番1号
建物
1階:神谷バー・神谷バー売り場
2階:レストランカミヤ
3階:割烹神谷
歴史
1880年(明治13年)4月、東京府浅草区花川戸町(現:東京都台東区浅草)に、神谷伝兵衛が郷里の三河に因んだ「みかはや銘酒店」を開業した。当初は濁り酒を売っていた。
1881年(明治14年)に輸入葡萄酒の販売を行う。
1882年(明治15年)には速成ブランデー(現在の電気ブラン)の製造販売を始める。
1912年(明治45年)4月10日、店舗内部を西洋風にして屋号を「神谷バー」と改めた。
現在も使用している建物(神谷ビル)は1921年(大正10年)に建てられた。
1960年に洋食部門の営業開始、1970年(昭和45年)に割烹を開店、1980年(昭和55年)には新館が落成した。
2004年(平成16年)には神谷バー売場を開業し現在に至っている。
本館の建物は2011年に国の登録有形文化財に登録された。浅草で最古の鉄筋コンクリート造の建造物である。
2013年2月より「平成の大修繕」と称して耐震工事が行われている。