BAR神風。そこに、必死に練習しても誰にも認められないバーテンダーがいました。いつもどのバーテンダーより上に行く事が出来ず、悩む一人のバーテンダー。ワイルドで味もしっかりしトークにもキレがあるバーテンダー。クールでシャープ何も言わないでも相手に最高の一杯をもてなし皆を笑顔にさせるバーテンダー。そんなバーテンダーが羨ましくて仕方なかった。自分が作るカクテルはいつも中途半端。正直カウンターの前に座る人に出すのが怖くなる、そんな時もある。そんな一人のバーテンダーに優しく微笑んで、あなたのカクテルはあなたのカクテル。ただ真似をするのではなく、飲んでくれる人の気持ちを考えられる、そして何故か幸せにしてくれるカクテル。それがあなたのカクテル。
このBARは、お酒を飲んでくれる一人一人の方がバーテンダーを育ててくれている。そんな方達に私はカクテル一杯で答えたい。今私はどんな不安よりも自信が先に付いてくる。勝ち負けではない。それがどんなに分量が同じでも他の人には出せない味。目の前にいる一人の方に喜んでもらえる一杯を作れる自信が。だってこのカクテルは“私のカクテル”だからだ。
ブヒ
笑