Laszlo Moholy-Nagy / ラスロ・モホリ=ナギ
[1895年 ー 1946年]
ハンガリー生まれ。
のちにドイツ、イギリス、そしてアメリカへ渡った。
モホイ=ナジ(ハンガリー語読み)、モホリ=ナジ(ドイツ語読み)とも表記される。
1923年から1928年までドイツのバウハウスでヨハネス・イッテンの後継者となり予備過程を担当する。
絵画、写真、タイポグラフィーなど様々な表現手段を
積極的に教育に取り入れるなど
バウハウスの教育方針に大きく影響を与えた。
自身も、芸術家として、絵画、写真、タイポグラフィーの
作品を多数残している。
中でも、カメラを使わない「フォトグラム」や、
写真を切り貼りする「フォトモンタージュ」など
前衛的な作品を制作し、ドイツ新興写真(ノイエ・フォト)の
1人として、世界的に有名である。
アメリカ亡命後の1937年、シカゴに
ニュー・バウハウスを設立し、バウハウスの教育理念を
アメリカにもたらそうと努力した。