インタラクティブ・フォーカシングは、フォーカシングの発展形態の一つで、インタラクティブ・フォーカシングを開発したジャネット・クラインは、フォーカシングを3つの発展段階に分類し、インタラクティブ・フォーカシングは、第3段階に位置づけています。フォーカシングのセッションの中で、対等な関係で、そこで起きている事をシェアできる枠組みを考案しました。リスナーに生じてくる色んな感覚をフォーカサーに伝え、そのことで、インタラクションが起き、相互の心理的なプロセスが進みます。インタラクティブ・フォーカシングは、フォーカシングとは異なり、フォーカサーは事柄、内容を語ることから開始します。
カウンセリングを学ぶ上での大切な、「共感」と「思いやり」、そして、関係の中で生じてくる相互作用の過程を体験的に学ぶ枠組みが工夫されています。
カウンセラーとしてカウンセリング能力をアップさせたい方、傾聴能力を向上させたい方、しっかりと自分の立ち位置を保ちつつ、相手に優しく、思いやりを持って接する力をつけて、日常生活や、仕事、家庭等でのコミュニケーション力を高めたいと思っていらっしゃる方や人間としての成長を目指している方々等にお勧めです。
インタラクティブ・フォーカシングの練習方法や練習場所等の情報提供、インタラクティブ・フォーカシングの活用例、カウンセリングや教育現場、職場、家庭、日常の人間関係等々様々な場面で、こんなふうに使っている、あるいは、使った結果、こんな違いや気づき、発見がある等、インタラクティブ・フォーカシングを巡ることなら何でもOKです。自由に意見交換、情報交換ができればいいかなと思っています。