はるかかなたの年代記〜双貌のスヴァローグ
集英社スーパーダッシュ文庫
「・・・・・・僕って、トラブルに引き寄せられる体質だったっけ!?」
フラムスティード学院の入学式に向かう途中、女性顔に悩む少年・ユウは不良に絡まれる子供をかばう、菫色の瞳の少女・カティアと出会う。
超常能力〈換象〉を用いてユウとカティアを傷つけようとする不良から、同じく〈換象〉で彼らを救ったのは、クリスという名の少年だった。
これをきっかけに友情を育み、共に学園生活を送ることとなった三人。
だが、ユウには誰にも言えない秘密があった。
それは、ある時から彼の身体に〈チョールト〉と呼ばれる人格が共生していること。
しかし、カティアとクリスにもそれぞれ秘密があって?
はるかかなたの物語が、今この時より紡ぎ始められる・・・・・。