※コンパニオンのギャルはシェンムー街のゲーム内容とは、特に関係ありません
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・一章 横須賀
時は1986年11月29日。横須賀の郊外にある柔術道場「芭月武館」で異変が起きていた。 道場主の息子である芭月涼が自宅に戻ると、道場の看板は割られ、玄関先にはお手伝いさんの女性(稲さん)が倒れ込み、道場の扉を破る様に門下生(福さん)が弾き出される。
中では道場の師範である父「芭月巌」と、豪華な中華服を着た謎の男「藍帝」(らんてい)が一触即発の状態でにらみ合っていた。「鏡をよこせ」と詰め寄る藍帝の要求を頑なに拒否する巌だが、圧倒的実力差で倒され、助けに入ろうとした涼も簡単に押さえ込まれてしまう。涼を殺すと脅され、遂に鏡のありかを答える巌だが、「お前が殺した趙孫明を覚えているな」と、そのままとどめを刺されてしまう。そして藍帝は龍の刻まれた銅鏡「龍鏡」を手に、その場を去る。
復讐を誓った涼の元に、香港の朱元達という人物より、巌宛の手紙が届く。「鏡を狙う者あり、緊急の時は陳大人(ちん たいじん)を頼れ」。藍帝に関する手掛かりの一切を持たない涼は、陳大人を探し始める。
道場の隠し倉庫から、藍帝に奪われた鏡の片割れ「鳳凰鏡」を見付けた涼は、かつて父と親交のあった華僑の主導者「陳大人」に行き着く。一度は「命を粗末にするな」と涼を止めた陳大人であったが、涼の固い決意を知ると朱元達の居場所を知る香港の「桃李少」(とうりしょう)老師を訪ねるよう紹介状を書き、渡航する手はずを整えてくれる。こうして涼の長い旅が始まるのであった…。
・シェンムーII
香港へ到着した涼は、いきなり全財産の入った鞄を盗まれてしまう。賊を追い、鳳凰鏡の入った鞄を取り返した涼であるが、現金は全て抜き取られた後であった。宿銭すらなくした涼は途方に暮れるが、現地で知り合った女性「ジョイ」に宿とバイト先を紹介してもらい、滞在費稼ぎと桃李少老師探しを行なう事になる。
様々な試練を経て桃李少こと、紅秀瑛と出会えた涼だが、彼女もまた無謀な復讐をしようとしている涼に朱元達の居所を教えようとはしなかった。仕方なく彼女の元で武術の修行をしていた涼だが、ストリートギャングの刃武鷹(レン・ウーイン)の力を借り、朱元達が九龍城に身を隠しているとの情報を手に入れる。
レンと共に九龍城に乗り込んだ涼は、朱元達を狙うチャイニーズマフィア黄天会の妨害を受けつつも、何とか朱元達を助け出す事に成功。朱元達より、趙孫明とは藍帝の父である事、龍鏡と鳳凰鏡が清王朝の財宝に至る手掛かりだという二つの情報を得るが、黄天会にいた藍帝には逃げられてしまう。
藍帝を追って桂林の白鹿村へ一人で向かう涼は、その途中で莎花(シェンファ)という少女と知り合う。その案内で白鹿村に着いた涼だが、彼女の養父が鏡を作った一族の子孫だと判明する。長い間泊まり込んで石工の仕事をしているというシェンファの父に会う為、村から離れた洞窟に入った二人を待っていたのは「私の役目は終わった。鳳凰を携えし者(=涼)と共に行け」というシェンファ宛の置手紙と宝剣「七星剣」、巨大な龍鏡・鳳凰鏡のレプリカであった。(未完)
・シェンムー街
横須賀で生まれ育った主人公の青年、芭月涼(はづきりょう)は、幼い頃から芭月流柔術の達人である父・巌(いわお)に武術を習い、ややぶっきらぼうながら正義感あふれる青年に育てられた。
ある日涼が家に帰ると、見知らぬ男が父に“鏡”の在処を聞きだそうとしている場面に遭遇する。男の要求を拒んだ巌は、相当な武術の達人にもかかわらず殺されてしまう運命に。
突然の父の死、鏡の謎、男は一体誰だったのか・・・。
全ての謎を解き明かすため、涼は門下生とともに旅立つ。
・登場人物
・芭月涼
「シェンムー」の主人公。高校3年生。横須賀・芭月武館で生れ育つ。3歳の時に母と死別。幼いときより父・巌から芭月流柔術を学び、その強さは横須賀周辺の不良には知られる存在。女性に接するのは苦手で、同級生の原崎の気持ちに気づきながらも、無関心を装っている。
・原崎望
ドブ板通りの花屋・アイダの娘。高校3年生。涼の同級生で、秘かに涼のことを想っている。自分の考えをしっかりと持ち、相手のを気遣うこともできる性格で、巌の事件で、涼のことが心配でならない。両親の仕事の関係で小学生の時はカナダに住み、望は祖母と2人暮し。いつも花屋・アイダを手伝っている。
・芭月巌
芭月流当主。涼の父。蒼龍により殺害される。性格は剛毅木訥。信義を重んじ、信念に生きる人物。武道家としての素質にも恵まれ、若いときに海外に武者修行にでたことがある。自ら工夫し、またさまざまな拳法で学んだ技を芭月流に取り入れている。蒼龍との浅からぬ因縁については明らかにされていないが、中国で何らかのできごとがあったのは確かなようだ。
・蒼龍
謎の石鏡を求めて現れた中国人。「藍帝」と呼ばれている。涼の父・芭月巌とは何らかの因縁があるようだが、その真実は明らかにされていない。巌を倒した憲法は、涼が今まで見たこともないものだが、相当の実力を秘めているようだ。鋭い眼光を放ち周囲を威圧する冷酷非情の男。