たかはら部ではありません。こうげん部です。
高原に行って、みんなで遊びましょう。
人生には「ゆとり」「わいわい」が必要です。高原にはそれがあります。
「高原は、おいしい」
しぼった「牛乳」
釣った「魚」
その日に採れた「野菜」
そのへんで買ってきた「地ビール」
実際はそのへんのスーパーで買う事になる「肉」そして「その他もろもろ」
地ビールを、キンキンに冷やしながら
火起こしメンバーを「火はまだか」と、ほどよく冷やかしながら
皆でわいわいバーベキューをする。
おいしくないはずがない。
「高原は、たのしい」
気孔から出てきたばかりの、できたての空気を吸いながら
山の中を駆けっこしてもいい。
お気に入りの相棒と共に、太腿にたまる乳酸を感じながら
サイクリングするのもいい。
キャディさんにその役を任せる事無く、曲がった時は
自分でファーと思い切り叫ぶがいい。
やまびこは返ってきても、ボールは返ってこないぞ。
夏には川を下り、冬は山を滑り
テニスだって、フットサルだってあるし
へんちくりんなボブスレーみたいな遊びが
意外に楽しかったりしても、もう驚かない。
祖先は猿だ。無理してアーバンしちゃダメだ。
テニスサークルも、もったいないから高原に来たらテニスだけしてちゃダメだ。
自然と一番近い距離で
高低差で生じた位置エネルギーをめいっぱい感じながら
おもいおもいに、きゃっきゃきゃっきゃと体を動かす。
こりゃ、たのしくならざるをえない。
「高原は、うつくしい」
山肌に萌える緑とか黄とか、
清流の流れも光を跳ね返したりしながら
水の流れる音が耳にも心地いい。
高原は夜も手を抜かない。
降ってきそうな星、
なぜかもっと高いところへ打ち上がりたがる花火、
少し歩いた川辺の蛍。
ぱちぱちいう焚き火なんかやると、これからの事を話したくなるし
暖炉の火なんか前にすると、ワインなのか、バーボンなのか、グラスを傾けたくなる。
うつくしくないなんて言わないよぜったい。
困ったときには