近年の航空業界はイージージェット(イギリス)、ライアンエア(アイルランド)、サウスウエスト航空(アメリカ)、エアアジア(マレーシア)などがその代表格と言われ、今や欧米及びアジアで大躍進を遂げている。
その中でも特質される航空会社は言わずも知れずエアアジアであろう。
気になるのは、「どれくらい安いのか」「なぜ安いのか」という点。「どれくらい」に関しての一例をシンガポール発クアラルンプール行きで比較した場合、マレーシア航空の割引運賃が片道68シンガポールドル(約4500円)なのに対して、01年に設立されたアジア最大のLCC「エアアジア」の場合は5〜27ドル(330円〜1790円)。半分〜1割以下という格安ぶりだ。
「なぜ安いか」という点について列挙してみる。エアアジアに乗った場合、空港でチェックインする際に渡される搭乗券は、ペラペラのレシート状のものだ。機内では、新聞やジュースが配られることもない。離陸してまもなくすると、客室乗務員(CA)がカートに積んだ軽食やお菓子、パック入りのジュースを売りに来るのだ。またLCCでは1人の社員が3役も5役もこなす。カウンターでチケットを切っていた人が搭乗時間になると乗客先導の案内役となり、機中では客室乗務員になり、着陸後は清掃員の役もこなすし、パイロットは荷物の収納係も兼務していたり。だからJAL等大手の半値以下で飛んでも儲かるし、大手がいくらコストダウンしても、LCCにコストで対抗できるはずがないのだ。
大きくコスト削減に貢献しているのが、設備面の工夫だ。エアアジアが拠点にしているクアラルンプールの空港に到着しても、案内されるのは、通常のターミナルから10キロ程度離れた「格安航空専用ターミナル」(LCCT)だ。飛行機から降りる際は、ボーディングブリッジではなく、横付けされたタラップを使うが、バスが迎えに来てくれる訳ではない。貨物などを運ぶ空港車両を横目に、屋外の通路を数百メートル歩いて、やっと倉庫のようなターミナルにたどりつく、といった具合だ。また、通常のターミナルの場合、市街地までは高速鉄道を使って30分強で移動できるが、LCCTからは、高速バスで1時間以上かかる。利用者からすれば「安い分、相当不便」という側面があるのは厳然たる事実だが、「背に腹は代えられない」ということなのか、現在では年間1200万人以上がエアアジアを利用している。
LCCの場合、機内食、受託手荷物など、すべてのサービス、オプションが有料で、多くの場合、いったん予約するとキャンセルや変更は不可、ないしは高いチャージ料がかかる。また、予約はネットからのみで、残席数などによって運賃が変わる。予約が早ければ早いほど、格安度が上がるというわけである。
こういった制約をしっかりと理解して利用するなら、「お得」であることは間違いない。短時間のフライトであれば、機内サービスを受けなくても格別な不便は感じないだろうし、飛行機での移動に慣れた欧米ビジネスパーソンなどに支持されるのも道理だ。日本のビジネスパーソンに関しても、予定のしっかりと決まった海外出張などの場合、活用を検討する価値はあるだろう。
またレジャーでもLCCの格安運賃を積極的に使うといい。
現在、エア・アジアは羽田就航が日本政府より認可され、12月9日以降に就航し、当初週3便 片道5000円からのキャンペーン運賃設定になることが決まり、アジアの周遊旅行にはおすすめのエアライン。
ヨーロッパやアメリカは3都市程度なら日本からの格安航空券や正規割引航空券を使えば割安な周遊ができるが、アジアはそうした航空券が少なく、大手航空会社の割高な航空券を別に購入するか、電車やバスを使うしかなかった。ところが、エア・アジアが成長して、硬直状態にあったアジアの空は状況が一変。日本からバンコクやシンガポールまで、格安航空券で行き、アジア内をエア・アジアで周遊すれば、安くてお得な周遊旅行が楽しめるようになったのである。エア・アジアはクアラルンプールやバンコクなどを拠点に、カンボジアのプノンペンやシェムリアップ(アンコール・ワット)、タイのチェンマイやチェンライ、プーケット、マレーシアのコタキナバル、インドネシアのデンパサール(バリ島)、ベトナムのホーチミンやインド主要各都市などたくさんの人気旅行地に飛んでいる。
「エアアジアairasia等図解LCC」コミュニティ引用
こんなエアアジア来る9月21日に羽田―シンガポール間を5000円という価格で発表しました。
しかし各地を旅したバックパッカーは知っているはず、エアアジアがこのレベルで驚く航空会社ではないということを!!
我々マイノリティが主張しようじゃないか!
「本当のエアアジアみんなしらんやろ!!」
という俺達バックパッカーの夢を壊さないでほしいというコミュニティ!
困ったときには