ペット医療におけるMRIの普及により、
早期に手術を行えば、歩けるようになると思われがちな椎間板ヘルニア。
この病気が
命に関わる病気である可能性がある事は、
ペットオーナーの方々には、あまり知られていません。
椎間板ヘルニア患者の約3%に見られる、
進行性脊髄軟化症。
その名の通り、
脊髄神経が進行性に
死んでいき、
進行速度が恐ろしく早く、5日から14日程で、延髄まで病変が達し、呼吸不全で亡くなってしまう恐ろしい病気です。
現在のところ、
はっきりした原因も分からなければ、有効な治療法もありません。
当コミュニティーは、ペットオーナーの方々の体験談、獣医師の方々の有効と思われた治療法、などの情報交換をする事で、
ペットオーナーの方々の支えになり、そして今後の獣医療の発展に繋がる事を目的とし、設立致しました。
人間の医師に伺っても脊髄軟化症は知らないとの事。
おそらく犬特有の病気(豚で一例あるとの論文を目にした事はありますが…)と、思われます。
現在の獣医療は、
人医療の数年遅れで
発展しています。
人でもある病気であれば、勉強さえすれば、タイムラグはある程度埋められます。
しかし、犬や猫特有の病気であれば、いつまで経っても発展はしないのではないでしょうか?