人気グループKARAのメンバー4人がリーダーのパク・ギュリ抜きで法定代理人を通じ所属事務所に専属契約解除を通知した中、パク・ギュリが国内のあるメディアとのインタビューを通じて遺憾を示した。
インタビューによると、パク・ギュリは専属契約解除通知に対してまったく知らずにおり、きのうのラジオ収録が遅く終わったため現在はメンバーらと別々にいるため状況把握を先にしなければならないと話した。
法定代理人を通じて専属契約解除を通知したKARAの4人のメンバーらは、所属会社との信頼関係が回復できないほど破綻したと主張している。
KARAの専属契約解除通知、リーダーのパク・ギュリは知らなかった
韓国の人気ガールズグループ「KARA」の4メンバー(ハン・スンヨン、二コル、ク・ハラ、カン・ジヨン)が所属事務所である「DSPメディア」に専属契約の解除を申し出た。
「KARA」の弁護人であるランドマーク側は19日「『KARA』が『DSPメディア』を相手に、専属契約を解除しマネジメント業務を中断するよう申し出た」と明らかにし、「所属事務所は立場を利用し、メンバーが望まない芸能活動を強要して人格を汚した」と主張した。
また「所属事務所は説明なしに各種の無断契約を交わし、メンバーが精神的苦痛を経験した」とし、「所属事務所は『KARA』を金もうけの手段として利用した。メンバーの挫折感が大きいため、関係を維持するのは不可能だと判断した」と話した。
これに対し「DSPメディア」は「事態を把握した後、立場を明らかにする。日本で予定されているスケジュールに関しても、現段階では言及できない」と伝えた。
2007年にデビューした「KARA」は「ミスター」、「LUPIN」、「ジャンピン」などのヒット曲を出し、昨年日本デビュー。K-POPブームを巻き起こした。
今回の「KARA」の件は、「SUPER JUNIOR」ハンギョンや「東方神起」ジェジュン、ユチョン、ジュンスに続いて、またしても人気アイドルグループが専属契約に関して不満をあらわにしたという点で、注目を浴びそうだ。
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KARA
8月にシングル「ミスター」で日本デビューする韓国の人気5人組ガールズグループ、KARAが8日、東京・紀尾井町のグランドプリンスホテル赤坂で会見した。
韓国では07年3月にデビューし、今年3月発売の「LUPIN」は同国の3大歌謡番組すべてで1位を獲得した超人気グループ。約200人の報道陣の前でデビュー曲を披露し、リーダーのギュリ(21)は「ワクワクしています。日本語をもっと勉強して頑張りたい」と意欲を見せた。
会見後は昼夜計4000人のファンと握手会を開催。9日には横浜市の横浜みなとみらいホールで日本のファンクラブ結成式を行う。
韓国の女性グループKARAのデビューシングル「ミスター」が、16日発表した週間ランキングで5位にランクインした。海外女性グループのデビュー曲が10位以内にランクインするのはほぼ30年ぶりのこと。韓国メディアも続々と「快挙達成」を伝えた。
韓国メディアは「新人女性グループがオリコンランキングでTOP10入りするのは大変異例なことで、現地でも大きな反響を呼んだ」と伝えた。また、ダウンロード数も多く、ミュージックビデオがオンラインとモバイル市場を席巻していると紹介、所属事務所も予想外の大ヒットに喜びを隠せないという。
韓国のアイドルグループの日本進出が盛んになってきた。2010年だけでも、女性グループ「KARA」「少女時代」「4minte」「Brown Eyed Girls」や、男性グループ「CNBLUE」「帝国の子どもたち(ZE:A)」「FTIsland」などが、続々と日本デビューを果たし、日本での活動に尽力している。
韓国メディアは、これらのグループがアジア全域を視野に活動していることに注目、「アイドルグループがアジアを支配する」「最近の数年間、韓流ブームを主導するのはアイドルグループだ」などと報じた。韓国のドラマから始まった韓流ブームが、今はK−POPのアイドルグループによって継承されているとの見方を示した。
韓国のアイドルグループが人気の理由については歌唱力やパフォーマンス以外にも「華麗なビジュアル」「すぐれた言語能力」などをあげ、「国際的なソーシャルネットワーク」も一役買っていると指摘する。すぐれた言語能力を駆使し、ツイッターなどで海外にいるファンと直接交流しているという。(編集担当:金志秀)