新4000形も良いけれど、小田急を語るうえで、欠かせないのは昭和41年に登場した旧4000形でしょう。HB・ABF車の生命を受け継ぎ、吊掛音も高らかに走り抜け、巡り合えたパートナー、1800形との混結は、二度の脱線でご破算となり、孤独に黙々と地味に活躍。
今度は高性能化の為、HE車の生命を受け継ぎ、2600形と同等に肩を並べられる様になり、いろんな型式と堂々と混結し、時代を生き抜いてきたのに、最後は華やかに散った2600形と違い、さよなら運転どころか、ヘッドマークも何もなく、最後まで地味に生き抜いた車両です。地味ながら、車両大型化に大いに貢献したその波瀾万丈な生涯を称えたい。
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