氏名:江迎 怒江
読み:えむかえ むかえ
所属:一年マイナス十三組
備考:転校生
血液型:AB型
転校前:城砦(じょうさい)女学院
初登場:第58箱
過負荷:『荒廃した腐花(ラフラフレシア)』
手で触ったものを生物であれ無生物であれ有機物であれ無機物であれ
空気であれ腐敗させることができる正真正銘の腐女子。
入切(オンオフ)は出来ないが強弱(ハイロウ)の調節は出来る。
腐敗のさせ方にもバリエーションがあり、
一気に腐らせたり、じっくり腐らせたり小規模に腐らせたり、大規模に腐らせたり拡散させて腐らせたり、浸透させて腐らせたり出来る。(土を腐らせ腐葉土を作り植物を操ることもができる「狂い咲きバージョン」等)。生徒会戦挙書記戦で志布志と名瀬の戦いを見たことで過負荷がさらにマイナス成長し、直接触れなくとも周囲のものを腐らせることができるようになった。
偶然、鉢合わせた善吉の親切心に触れた事を切っ掛けに盲執的な好意を抱く反面、自らの過負荷を問題にしない球磨川に対する依存心も強い。自らの能力に振り回された幼少期には「自分は死んだ方が良いのではないか」とさえ考え、その後、成長に伴い過負荷の能力が増大(マイナス成長)し、善吉と接触した後は他者の行為・言葉をほぼ自分に都合の良い様に受け止め、善吉との相思相愛を疑わずに狂的な恋慕と執着心を見せる(いわゆるヤンデレ、精神医学で言うエロトマニア)
能力や東京帝国の4代皇帝並みのヤンデレ的な部分を除けば正当派ヒロインに見えない事もない。
なぜか文化包丁を逆手に持って登場した少女。
マイナス十三組設立に伴い転校してきた。
ウェーブかかったセミロングの髪と大きなリボンが特徴。
マイナス十三組のモットーは
『ぬるい友情』『無駄な努力』『むなしい勝利』なんだそうだ。友情努力勝利の三種の神器を全否定するのではなく、脱力ネタにしてしまうとは・・・。
2ページに渡って人吉との愛を語る怒江ちゃんは圧巻。
以下全文
『ああの!人吉くん!
私江迎怒江っていうんだけど!
子供はっ…子供は何人欲しい?
私は三人欲しいな。女の子がふたり、男の子がひとりね。名前は人吉くんが決めてあげて。私ってあんまりネーミングセンスないから。えへへ、どっちに似ると思う?私と人吉くんの子供だったら、きっと男の子でも女の子でも可愛いよね。それで庭付きの白い家に住んで、大きな犬を飼うの。犬の名前くらいは私に決めさせてね。人吉くんは犬派?猫派?私は断然犬派なんだけど、あ、でも人吉くんが猫の方が好きだっていうんなら、勿論猫を飼うことにしようよ。私、犬派は犬派だけれど動物ならなんでも好きだから。だけど一番好きなのは、勿論人吉くんなんだよ。人吉くんが私のことを一番好きなように。
そうだ、人吉くんってどんな食べ物が好きなの?どうしてそんなことを聞くのかって思うかもしれないけれど、やだ明日から私がずっと人吉くんのお弁当を作ることになるんだから、ていうか明日から一生人吉くんの口に入るものは全部私が作るんだから、やっぱり好みは把握しておきたいじゃない。好き嫌いはよくないけれど、でも喜んでほしいって気持ちも本当だもんね。最初くらいは人吉くんの好きなメニューで揃えたいって思うんだ。お礼なんていいのよ彼女が彼氏のお弁当を作るなんて当たり前のことなんだから。でもひとつだけお願い。私『あーん』ってするの、昔から憧れだったんだ。だから人吉くん、明日のお昼には『あーん』ってさせてね。照れて逃げないでね。そんなことをされたら私傷ついちゃうもん。きっと立ち直れないわ。ショックで人吉くんを殺しちゃうかも。なーんて。
それでね人吉くん、怒らないで聞いてほしいんだけど私、中学生の頃に気になる男の子がいたんだ。ううん浮気とかじゃないのよ、人吉くん以外に好きな男の子なんて一人もいないわ。ただ単にその子とは人吉くんと出会う前に知り合ったというだけで、それに何もなかったんだから。今から思えばくだらない男だったわ。喋ったこともないし。喋らなくてよかったと本当に思うわ。だけどやっぱりこういうことは最初にちゃんと言っておかないと誤解を招くかもしれいじゃない。そういうのってとても悲しいと思うわ。愛し合う二人が勘違いで喧嘩になっちゃうなんてのはテレビドラマの世界だけで十分よ。もっとも私っ人吉くんは絶対にその後仲直りできるに決まってるけど、それでもね。
人吉くんはどう?今まで好きになった女の子とかいる?いるわけないけども、でも気になった女の子くらいはいるよね。いてもいいんだよ全然責めるつもりなんかないもん。確かにちょっとはやだけど我慢するよそれくらい。だってそれは私と出会う前の話だもんね?私と出会っちゃった今となっては他の女子なんて人吉くんからすればその辺の石ころと何も変わらないに決まってるんだし。人吉くんを私なんかが独り占めしちゃうなんて他の女子に申し訳ない気もするけどそれは仕方ないよね。恋愛ってそういうものだもん。人吉くんが私を選んでくれたんだからそれはそういう運命なのよ決まりごとなのよ。他の女の子のためにも私は幸せにならなくちゃいけないわ。うんでもあまり堅いことは言わず人吉くんも少しくらいは他の女の子の相手をしてあげてもいいのよ。だって可哀想だもんね私ばっかり幸せになったら。人吉くんもそう思うでしょう?』
善吉「(゚−゚)」
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