2010年メキシコ湾原油流出事故は、2010年4月20日にアメリカ合衆国ルイジアナ州のメキシコ湾沖合80kmで操業していたBPの石油掘削施設(石油プラットフォーム)「ディープウォーター・ホライズン」が爆発し、海底1,522mへ伸びる深さ5500mの掘削パイプが折れて海底油田から大量の原油がメキシコ湾全体へと流出した事故。
原油流出量はBP社発表によると1日15000キロリットルと推定される。その後修正され、6月25日までの総流出量は約450万キロリットルで、1989年に4万キロリットルが流出したアラスカ州のタンカー事故(エクソンバルディーズ号原油流出事故)をはるかに超えた。被害規模は数百億USドルとされる。
一刻も早い原油流出の食い止め、生態系の回復を願います。
困ったときには